カワハギ釣りで使うおすすめの餌を紹介!自作餌の作り方や保存方法も解説

船の上だけでなく堤防からも狙えるカワハギ釣りは、釣り初心者でも楽しめる人気の釣り方です。今回釣りラボでは、そんなカワハギ釣りにおすすめの餌や付け方などを詳しく紹介します。

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カワハギの生態

カワハギ

出典:写真AC

カワハギは、30㎝程度の魚です。
カワハギの特徴といえば、なんといってもその「おちょぼ口」です。
おちょぼ口で餌をちょんちょんと突くように取り、針を一気に飲み込むことはしません。

そのため、餌を取られても気づかないことや、アタリに気づいても上手く合わせられないことがあり、釣り上げるためにはテクニックが必要になります。

また、カワハギはフグの仲間であり、フグと同じように鋭い歯を持っています。
その歯によって仕掛けを切られてしまうこともあります。
そもそもカワハギは攻撃性が高く、好奇心も旺盛な魚です。

そのため、動くものや派手な色にも臆せず、攻撃してきます。
泳ぎは速くないですが、水中で止まったりバックすることができます。
その特徴的な泳ぎ方は針に合わせにくく、釣り人を悩ませます。

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カワハギ釣りに使うおすすめの餌

カワハギ

出典:写真AC

カワハギ釣りはテクニックだけではなく、餌も重要です。
これから、カワハギ釣りで使用するおすすめの餌を紹介していきます。

船釣りの場合はアサリ

カワハギが一番好きな餌はアサリです。
船釣りでカワハギを狙う場合、アサリのむき身で狙います。

船宿が殻付きのアサリを配ってくれることもあります。
その場合、殻を外して使いましょう。

自分でアサリを準備する場合には、前の日に塩をアサリにかけて水分を抜くことでエサ持ちが良くなります。

1日のカワハギ釣りで使用するアサリの量としては、300個程度とされています。

マルキュー(MARUKYU)

【マルキュー】くわせ生アサリ

生アサリの品質とやわらかさを失わないように小分けでパックした商品です。
変色防止に努めて作られており、長時間の釣りでもカワハギの食いつきを損ないません。

堤防からの釣りの場合

防波堤や磯からカワハギを狙う場合、アサリだけでなく様々な餌の選択肢があります。
これから堤防からカワハギ釣りをする際におすすめの餌を紹介します。

アオイソメ

アオイソメは、釣り人がよく使用する、代表的な虫餌です。
緑がかったカラーが特徴です。

アオイソメでカワハギ釣りをする際には、小さく切って針につけます。
アオイソメにはサイズがあり、カワハギを狙う場合は一番細いサイズをおすすめします。

また、おちょぼ口をもつカワハギがしっかり食いつけるように、アオイソメを針につけるときにはコツがいります。

ボンドベイト(bondbait)
【ボンドベイト】イソメ

イソメをフリーズドライした商品です。
使用したいときに水で戻して、必要な量だけ使用できます。

オキアミ

餌釣りでよく使用されるエビ餌のオキアミでもカワハギが釣れます。
オキアミは強い臭いがあり、その臭いでカワハギを集めます。

アオイソメが触れない方でも、オキアミなら使用しやすいかもしれません。
ただし、アサリと比べるとオキアミはカワハギに取られやすい餌です。

マルキュー(MARUKYU)
【マルキュー】くわせオキアミスーパーハード L

不活性ガスを充填したフレッシュパックを使用しており、オキアミの変色を抑えます。
オキアミは固めでしっかりしており、簡単に取られない身を追求した商品です。

イカの切り身

カワハギはイカの切り身でも狙うことができます。
イカの切り身はオキアミと比べて取られにくい餌です。

しかし、アオイソメやオキアミと比べると食いつきが悪いこともあります。
そのため、他の餌と併用することをおすすめします。

【食の達人森源商店】訳あり烏賊の切り落とし

細かくバラバラに切り落とされた冷凍イカが2kg詰まった商品です。
使いたい分だけ解凍して使用できるので、長く使用できおすすめです。

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カワハギ釣りに使う餌の付け方

カワハギ

出典:写真AC

餌取り名人のカワハギを狙うには、餌の付け方が大変重要です。
これから各種類の餌の付け方を紹介していきます。

アサリの付け方

アサリは海水を吐き出す水管という2つの穴がある部分と、水管の逆側にあるベロという管の部分が硬いつくりになっています。

水管とベロを縫うように刺していくのが、アサリを針に付ける際のポイントです。
以下のような手順で取り付けるようにしてください。

  1. 最初に、水管に針を貫通させます。
  2. 次に、針の向きを変え、逆側にあるベロに針を刺して貫通させます。
  3. そして、再びベロに針を貫通させ、針をひねりながらワタという灰色の部分に針先を隠し収めます。

灰色のワタと呼ばれる部分は、カワハギが好んで食べる部位です。
そのため、針先にワタの部分を付けることでカワハギが食い付きやすくなります。

水管とベロという硬い部分を縫うように針を通すことで、餌が取られにくくなります。
下の動画でわかりやすくアサリの付け方を紹介していますので参考にしてください。

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アオイソメ等の付け方

アオイソメ等の餌は、通し刺しという定番の付け方で針に刺していきます。
最初にアオイソメの頭の部分から針を刺し、そのまま胴体を針の形に沿わせて通します。

アオイソメは、胴体が長めです。
余分な胴体部分があると餌を取られやすくなりますので、針からはみ出した部分は切り落とすようにするのが、アオイソメを付ける際のポイントです。

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カワハギ釣りに使う餌の保存方法

カワハギ

出典:写真AC

カワハギ釣りに使用する餌は新鮮であることが重要です。

アサリの保存方法

アサリの場合、持参する場合は前もって殻を剥いておく必要があります。

そして、殻を剥いたら塩漬けにして身を締めておきます。
殻剥きが面倒な場合は、釣り具店で既に殻が剥かれているアサリを購入することをおすすめします。

使用する際はクーラーボックスに入れて持ち運び、小出しに使用して鮮度を保ちます。
また、釣りで余ってしまったアサリは、塩漬けにして冷蔵庫で保管すると、戻したときにベチャベチャにならずに使用できます。

アオイソメの保存方法

アオイソメは、釣り場で少し海水に馴染ませることで動きが良くなります。
新鮮なうちに使い切ってしまうことをおすすめしますが、アオイソメを長期保存したい場合は塩漬けすることで冷蔵庫での保管が可能です。

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カワハギ釣りの基礎知識・コツ・タックル

カワハギ

出典:写真AC

最後に、釣り餌以外のカワハギ釣りの基礎知識をご紹介します。
カワハギ釣りはテクニックが必要ですので、やればやるほど面白さが実感できる釣りになります。

是非チャレンジして、カワハギ釣りの深みにハマりましょう。

カワハギ釣りを行う場所

カワハギは本州全域にかけて生息しています。
防波堤からも船からも狙えるターゲットです。
時期として、夏は防波堤や磯から狙い、冬は船釣りで砂地や岩のあるポイントを狙います。

カワハギ釣りの代表的な釣り方・仕掛けの種類

カワハギ釣りの代表的な釣り方は五目釣りです。
ちょい投げ釣りともいいます。

仕掛けとしては、胴突き仕掛けというものを使います。
防波堤からも船からも、胴突き仕掛けを使用します。

カワハギ釣りの注意点

カワハギにはウマヅラハギという仲間がいます。
ウマヅラハギは西日本ではよく釣れる魚です。
このウマヅラハギによく似たソウシハギという魚がいます。

ソウシハギは元々暖かい地域の魚ですが、温暖化の影響で本州まで北上しているようです。
このソウシハギは、パリトキシンという毒をもっています。

パリトキシンという毒は、フグがもつテトロドトキシンという毒よりも70倍強い力をもつ猛毒ですので、ソウシハギを釣り上げても食べないように注意してください。

カワハギ釣りでおすすめの道具・装備

カワハギ釣りでは、胴付き仕掛けの上に集魚板やビーズをつけます。
光を反射させてカワハギの興味を引いたり、動きをつけてアピールすることができます。
是非試してみてください。

なお、カワハギ釣りには仕掛けとオモリが必要ですが、セットで販売してくれている商品もありますので是非使用してみてください。

オーナー(OWNER)

【OWNER】波止カワハギ完全セット 5

こちらの商品は、仕掛けとオモリを別々に買いそろえる必要なく使用することができます。
カワハギ釣りでの時間を短縮することができ、効率的なアタックが可能です。

ダイワ(DAIWA)

【ダイワ】快適カワハギ ピラピラ集寄R 0.5号 S-2

カワハギの興味を引くといわれている天然貝を使用し、特有の色と輝きでカワハギにアピールします。

また、号数によって色の違うホログラムを使用しており、一目で号数の判別ができます。

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カワハギ釣りの餌に関するまとめ

カワハギ

出典:写真AC

いかがでしたでしょうか?

今回、釣りラボでは、「カワハギ釣りで使うおすすめの餌を紹介!自作餌の作り方や保存方法も解説」というテーマに沿って、

  • カワハギの生態
  • カワハギ釣りに使うおすすめの餌
  • カワハギ釣りに使う餌の付け方
  • カワハギ釣りに使う餌の保存方法
  • カワハギ釣りの基礎知識・コツ・タックル

といったことをご紹介してきました。

他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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監修者:釣りラボ編集部

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