魚の旨味を保つためには必要不可欠な神経締め。今回、釣りラボでは、そんな神経締めをする際に便利なワイヤーについて、おすすめ商品や選び方、自作・代用方法についてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
締め方そもそも神経締めとは?

ほとんどの釣り人は、自分が釣った魚はできるだけ美味しく食べたいと考えることでしょう。
神経締めは、そのような鮮度と味にこだわる釣り人が身につけるべきテクニックのひとつです。
神経締めとは、釣った直後の魚にスパイクやワイヤーで脳を壊して神経信号を行き渡らなくすることで、死後硬直が始まる時間を遅らせる魚の締め方です。
死後硬直の時間が遅れることで新鮮な状態が長続きし、クーラーボックスでじわじわ苦しんで死んでしまう魚より味も良くなるというメカニズムなのです。
神経締めに使用するワイヤーの選び方

神経締めを行うことは難しいと思われがちですが、正しい知識と良い道具さえあれば誰でも習得できる技術です。
ここからは神経締めをするのに適しているワイヤーについてご紹介しますので、一歩先の釣り人を目指して、神経締めに挑戦してみましょう。
選ぶポイント1:値段
神経締めをするワイヤーは何でもよいわけではなく、効果的な硬さや太さのものを選ばないと上手くいかないことが多いです。
釣具屋さんで売られているワイヤーは大まかに1000円前後ですので、釣った魚を食べるのであれば一度購入を検討してみるのもよいでしょう。
選ぶポイント2:太さ・長さ・サイズ
ワイヤーの種類も豊富にありますが、大まかに「太さ」と「長さ」が選ぶポイントとして挙げられます。
太さは0.8mm〜1.5mmほどのものがあり、釣りたい魚のサイズに応じてワイヤー径を選びましょう。
1m前後の大物であれば1.5mmほど、アジなどの小ぶりな魚であれば1mm以下の太さが良いでしょう。
長さについても魚の大きさによって変わりますが大まかに、魚の体長より10cmほど短い長さのワイヤーを選ぶと良いです。
選ぶポイント3:形状記憶合金かどうか
また、ワイヤー素材にこだわることも重要です。
ステンレス製のワイヤーは比較的安価ですが折り曲げて収納することが難しい一方、形状記憶合金(チタン製)のものはやや高価ですが簡単に収納することができます。
ワイヤー選びの際には材質についても念頭に置いておきましょう。
神経締めにおすすめのワイヤー3選

それでは、神経締めにぴったりのおすすめワイヤーを3つ厳選して、ご紹介します。
【吉見製作所】鮮度たもつ君
まず紹介するのが、スタンダードかつ必要な機能をきちんと持ったこちらのワイヤーです。
形状記憶合金(チタン製)で繰り返し使っても長持ちする点や、先端が丸くなっており魚に差し込みやすい点など、使用者の立場になって作られた品物です。
初めて神経締めに挑戦する方はこのワイヤーを選べば間違いないといえるでしょう。
【キーストン】神経締め
こちらは表面に細かな凹凸があり、特殊加工が施されたワイヤーです。
神経を上手く削いで抜けるように工夫されており、神経締めの成功率が大きく上がります。
やや曲がりやすいので慎重に作業を行いましょう。
【ルミカ(日本化学発光)】神経締めセット
ステンレス素材の神経締めワイヤーとしてはこちらの商品がおすすめです。
形状記憶合金ではないため曲げて保管ができないですが、細いチューブのケースが付属しており、竿入れに収めることができます。
持ち手がグリップになっており操作しやすい点もポイントです。
神経締めワイヤーにおすすめの収納ケース
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ワイヤーを購入しても、それを収納するケースがなければ尖った金属がピンと張って危険です。
きちんとケースに入れてスッキリ持ち運びましょう。
【ノーマディック】ビニールポーチSV-11
例えばこちらのポーチは透明で中身が見やすく開閉も簡単で収納しやすいので、神経締めワイヤーだけでなくちょっとした小物もしまえて便利です。
破れにくい素材でできているので長く使えるのも良い特徴です。
神経締めワイヤーの代用・自作方法

また、神経締めに慣れている人はダイソーなどの100均ショップやホームセンターで材料を揃えてワイヤーを代用・自作する方もいます。
自分の欲しい径と長さのステンレス線を購入し、ヤスリで先端を尖らせてグリップ部を作ることで比較的簡単にワイヤーが出来上がります。
何種類もワイヤーがほしい場合や工作が得意な方などはこのようなDIYに挑戦するのも良いでしょう。
神経締めにおすすめのワイヤーまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「神経締めにおすすめのワイヤー3選!選び方や代用品・自作方法もご紹介」というテーマに沿って、「そもそも神経締めとは?」「神経締めに使用するワイヤーの選び方」「神経締めにおすすめのワイヤー3選」「神経締めワイヤーにおすすめの収納ケース」「神経締めワイヤーの代用・自作方法」といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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