エギングをする際に活躍するエギングリーダー。今回、釣りラボでは、エギングリーダーの必要性、選び方、ラインの種類、リーダーとの結び方、初心者にもおすすめの最強ライン6選(ダイワ・シマノ)をご紹介。ぜひご覧ください。
エギングリーダーとは?
エギングリーダーとは、エギングをする際に使うショックリーダーのことです。
エギングとは、アオリイカをエギと呼ばれるルアーを使って釣るルアーフィッシングのことで、そのメインリーダーに結ぶ糸のことをショックリーダーと言います。
エギングにリーダーは必要なの?
エギングには飛距離を出すことが必要なため、メインラインには細くて飛距離が出やすいPEラインを使います。
しかし、PEラインは摩擦に弱いという弱点あります。
イカは海底の岩場や藻が生い茂っている場所に潜んでいることが多いため、PEラインを使うと糸がすぐ切れてしまいます。
そのため、エギングには糸が切れるのを避けるために、ショックリーダーを使用することが必要になってきます。
エギングリーダーの選び方・ポイント
イカの生息地でもある障害物に耐えられるような、耐摩耗性に特化したリーダーを選ぶのがポイントです。
PEラインのライントラブルを解消するためにも、リーダーには摩擦に強い糸を選ぶことがより重要になってきます。
選ぶポイント1:ラインの種類
ショックリーダーに適している糸は、フロロカーボンラインです。
それぞれ特徴が異なるので、見ていきましょう。
フロロカーボンライン
フロロカーボンラインは、摩擦に強く、強度があります。
さらに、水に対して比重が重いという特徴があります。
摩擦に強いという点で、PEラインの摩擦に弱い点がカバーできます。
比重が重いという点で、エギがより海底に沈むのを助けてくれます。
この2点のメリットから、エギングのショックリーダーはフロロカーボンラインが一般的となっています。
ナイロンライン
ナイロンラインは、エギングリーダーとして主流ではないものの初心者の方に人気があります。
他の素材と比べて安価で伸縮性があります。
ライントラブルも少なく扱いやすいです。
選ぶポイント2:ラインの号数・太さ
エギングリーダーは、何号のものを選べば良いのでしょうか?
よく選ばれる太さとしては、8ポンド(2号)前後が多いです。
巨大なイカを釣る場合は12ポンド(3号)を使う場合もありますが、リーダーが太いほど水の抵抗を受け、エギの動きが悪くなります。
選ぶポイント3:ラインの長さ
エギングリーダーの長さは、1~1.5メートル程度が一般的です。
根の少ない所では少し短め(50cm)、通常は1メートル、根が高い磯場や遠投する場合には1.5~2メートルを目安に始めてみましょう。
選ぶポイント4:デザイン・色
エギングリーダーはカラフルなものが多かったり、マーキングが入っているものが多いです。
マーキングしてあるものを選ぶと、リーダーのちょっとした動きに反応しやすくなります。
その結果として、釣りやすさに反映されてくるかもしれません。
なお、メインのPEラインの色は、見やすさ重視で選んで問題ありません。
デザインや色で、大幅に釣りやすさが変わるわけではありません。
【2024年最新】エギングリーダーおすすめ11選|コスパ最強
エギングリーダーには、フロロカーボンラインが良いということをご紹介しました。
ここでは、その中でもおすすめなラインをメーカー別に紹介します。
【ダイワ】エメラルダス リーダー 35m
エギングリーダーの定番中の定番商品です。
ダイワは品質に定評があります。
エギングリーダーと言えはエメラルダスと言う方も多数います。
コスパが良いのも、ポイントが高いです。
【ダイワ】エメラルダス リーダー エクストリームⅡ
こちらは、エメラルダスのさらに品質が高い商品です。
通常のエメラルダスでは糸が切れやすくなってしまう、大物を狙う方に好まれます。
結束強度が高く、根ズレに強い、信頼できるラインです。
【サンライン】SaltiMate エギリーダーSV-I
透明感抜群のエギングライン
2020年3月、サンラインから発売のエギング専用ショックリーダーになります。
着色ラインでありながら透過率がよいラインです。
反面、裸眼に対しては視認性もよくシステムを組む場合に重宝します。
また、フロロラインでありながらサスペンドタイプですので、シャクリ後のエギの浮き上がりを押さえ、イカに違和感を与えない設計になっているのも魅力の一つです。
こんな人におすすめ
- エギングで使用するリーダーの透明度が気になる方
- イカに違和感を与えず、エギの浮き上がりを調整したい方
【シマノ】セフィアマスターフロロリーダー
強度抜群のエギングライン
マスターフロロは、原料の分子が大きくしっかり結びついていて、高い強度を保つことができる素材です。
なのでエギング時の岩礁など様々な障害物や衝撃に対しても、耐えることができます。
表面がなめらかに加工されておりフレキシブルなリーダーのため、エギの動きを妨げることがありません。
2重断面構造を採用しており、ラフなノットをきっちり締めることができます。
こんな人におすすめ
- 岩礁や障害物のあるエギングポイントによく出かける方
- しっかりとしたリーダーが必要な大物狙いの方
【サンライン】ブラックストリーム(BS)
進化したエギ用ライン
Saltimateエギリーダー ブラックストリーム(BS)は、エギングゲームのラインナップが充実したサンラインから2021年に発売になっています。
ライン形成後に、プラズマを照射することにとり、熱劣化ではない軟化を促すことで、ライン表面の材質を改変させることで、耐久性とエギの操作性が向上しています。
システムが非常に組みやすい、ラインリーダーに変貌しています。
こんな人におすすめ
- 高耐久性を求めるエギング初心者から上級者まで、幅広い層の方
- 組み立てに手間をかけたくない、手軽なエギングリーダーをお探しの方
【クレハ】シーガー バトルエギリーダーⅡ
クレハはフロロラインラインの「シーガー」というラインが有名なメーカーです。
高品質で信頼度も高いです。
エギング専用のため、障害物が多いエリアでも活躍してくれます。
【バリバス】アバニ エギング ショックリーダー
深場攻略に最適なショックリーダー
アバニ エギング ショックリーダー Tiフロロカーボンは、2018年にバリバスから発売された、エギング上級者用ショックリーダーになります。
チタンコートが深場攻略時の根ズレを抑えてくれますので、遠慮なくボトム攻略で大型アオリを狙うことが可能になります。
スベリが良いリーダーですので、結束システムを熟知してから使用するのをお薦めします。
こんな人におすすめ
- 深場でのエギングに挑戦する上級者
- 高品質なリーダーを求める方
【サンライン】ソルティメイトエギリーダーFC
TRP加工で耐久性に優れるエギングロッド
伸びにくいフロロカーボン素材で作られているため、エギにロッドからのアクションを正確に伝え、動かすことができます。
特筆すべきは、トリプルレジンプロセッシング(TRP)というオリジナル加工されている点です。
TRPとは三層コーティング加工のことで、これにより耐吸水性・滑り性だけでなく、耐摩耗性などの特性をあわせ持つことができるようになりました。
このTRP加工により、岩礁や海藻の多いポイントでも使い勝手がよいです。
こんな人におすすめ
- エギングで細かなアクションを出したい方
- 岩礁や海藻のあるポイントで釣りをする方
【デュエル】ハードコア エギングリーダー
根ズレに強く、感度が高い、エギング専用リーダーです。
しなやかさがあるので、結びやすい特徴があります。
コスパも抜群に良いです。
エギングリーダーとラインの結び方・コツ
自分にあったリーダーを選ぶことができたら、次は実際にメインラインにリーダーを結びつける方法を学びましょう。
エギングリーダーの代表的な結び方
エギングリーダーとラインの結び方には様々な方法が利用されますが、特に人気の代表的な2種類を紹介します。
結び方で重要視すべき点は、「結束するスピード」と「結束強度」です。
FGノット
FGノットは、摩耗系ノットのメインの結び方です。
結束強度があり、ルアーフィッシングでは多用されています。
エギング意外でもシーバスやジギングなど幅広く活用できるので、覚えておくべき結び方です。
デメリットとしては、完成までに時間がかかることと、編み込みが出来ていないとリーダーが抜けてしまう事です。
電車結び
電車結びは、最も簡単で基本的な結び方です。
初心者の方はまず電車結びから始めてみましょう。
メリットは簡単に素早く結べるので、スピード重視の釣りには最適です。
デメリットとしては、他の結び方と比べ、結束強度が弱い事です。
ラインとリーダーを結ぶことができたら、いよいよエギをリーダーに取り付けることになるわけですが、あとで交換をやりやすくするためにもスナップをつけておく必要があります。
スナップをリーダーに結びつければ、エギの交換・取り付けが非常に簡単になります。
ただエギングの際には、スナップ付きサルカンを使う必要はありませんので、サルカンなしのエギング専用のスナップを使うようにしましょう。
なお、スナップとリーダーを結ぶ方法としては、ユニノットがおすすめです。
詳しくは、以下のやり方を見てください。
エギングリーダーについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年】コスパ最強エギングリーダーおすすめ人気11選!選び方(太さ・長さ)や結び方も」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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