シマノの電動リールは、同じシリーズの名前でも300番から12000番まで番手が分かれています。釣りものに合わない番手を選ぶと、手持ちの釣りで腕が疲れたり、深場で糸が足りなかったりします。
今回、釣りラボでは、シマノの電動リール選びでお悩みの方に向けて、通販サイトの人気商品上位から9本を厳選し、番手・糸巻量・自重・巻き上げの力・巻き上げの速さの5つで徹底比較しました。釣りラボのおすすめは『近海の手持ちの釣りなら、自重500g以下の300〜600番で、PE1〜2号を300m巻けるもの』です。ぜひ最後までご覧ください。
※商品は釣りラボの基準で選んでいますが、販売店から紹介料を受け取ることがあります。 運営者情報
【結論】まずはこの3台
電動リール全体から選ぶなら、電動リールのおすすめへ
この記事を監修した人
選び方の基準は、釣り歴10年以上の監修者が監修しています。商品の選定と紹介文は釣りラボ編集部が行っています。監修者は幼いころから釣りが生活の一部で、週末はほぼ釣り場に出ています。海の釣りから川や湖の釣りまで、幅広く楽しんでいる釣り人です。
シマノの電動リールの選び方|番手と釣りもので決める

シマノの電動リールは、先に釣りものから番手を決め、次に糸巻量と自重で絞ると選びやすくなります。番手の数字は300から12000まであり、上がるほど巻ける糸の量と本体の重さが増えます。同じ番手でもシリーズによって力の数字が違うので、最後は仕様の表で見比べます。
1番手と釣りもの近海の手持ちか、中深場や青物か、キハダや深海か
2糸巻量釣り場の水深と道糸の号数に足りるか
3自重竿を手に持って誘い続けられる重さか
4巻き上げの力重い仕掛けや大きな魚を巻き続けられるか
5巻き上げの速さ仕掛けを上げ下げする回数の多い釣りに合うか近海は300〜600番、中深場は1000〜3000番、深海は6000番以上

タチウオテンヤやタイラバ、コマセマダイのような近海の釣りなら300〜600番、アカムツの中深場や青物の泳がせなら1000〜3000番、キハダや深海のキンメダイなら6000番以上が目安です。300番と600番は、どちらも竿を手に持って使う大きさです。細い糸で軽い仕掛けを使うなら300番、コマセマダイのように少し重い仕掛けまで使うなら600番が合います。
6000番から上は、竿受けに据えて使う大きさです。9000番と12000番は、PE6号なら1000mを超えて巻けるので、水深の深い釣り場まで仕掛けを届けられます。
近海はPE1〜2号を300m、キハダや深海はPE8号を600m以上

近海の手持ちの釣りならPE1〜2号を300m、キハダや深海の釣りならPE8号を600m以上巻けるかを見てください。仕様の表の糸巻量は、号数ごとに巻ける長さが並んでいます。乗る船で決まっている道糸の号数の行を読めば、その番手で足りるかがわかります。
中深場のアカムツはPE3号を400m前後、青物の泳がせはPE4号を400m以上巻ける番手がよく使われます。潮で糸が斜めに出る日もあるので、水深ちょうどではなく長めに巻ける番手を選んでおくと安心です。
一日手に持つなら自重500g以下の300〜600番

竿を手に持って誘い続ける釣りなら、自重500g以下に収まる300〜600番を選ぶと、腕が疲れにくくなります。シマノの電動リールは、300番の400g前後から、12000番の2300gまで重さに幅があります。1000番の型でも685gあるので、手持ちで使うかどうかを先に決めておくと迷いません。
6000番から上は1kgを超え、竿受けに据えて使う重さです。この大きさは、軽さより巻き上げの力と糸巻量で比べてください。
大きな魚を巻き続けるなら実用巻上持久力14kg以上

キハダや深海の釣りのように、重い仕掛けと大きな魚を巻き続けるなら、実用巻上持久力が14kg以上の番手を選んでください。実用巻上持久力は、巻き上げを続けられる重さの目安として、シマノが仕様の表に載せている数字です。近海の300〜600番は3〜6kg、6000番と9000番は14kg、大型の6000番と12000番には38kgの型があります。
最大ドラグ力も番手とともに上がり、近海の番手の5〜10kgから、大型の43kgまで幅があります。ドラグは、使う道糸の強さに合わせて緩めて使います。
仕掛けの上げ下げが多い釣りは最大巻上速度200m/分超え

仕掛けを上げては落とし直す回数の多い釣りなら、最大巻上速度が200m/分を超える番手を選ぶと、手返しが早くなります。最大巻上速度は、糸に重さがかかっていないときに1分間で巻ける長さです。仕様の表には、1kgや3kgの重さをかけたときの実用巻上速度も載っていて、重さがかかると速さは落ちます。
6000番から上の大型は135〜170m/分で、速さより力を先に考えた作りです。深場から長い糸を巻き上げる釣りでは、巻き上げにかかる時間も見込んでおいてください。
シマノの電動リールおすすめ人気ランキング|コスパと番手・自重で比較
Amazon・11/2 21:55時点の価格です。価格は変わることがあります。
| 商品名 | 画像 | 参考価格i | 最大ドラグ力 | 実用巻上持久力 | 糸巻量(PE) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1フォースマスター 600シマノ | Amazonで見る | 10kg | 6kg | 2号-300m、3号-200m | |
| 2フォースマスター 300シマノ | 68,699円 | 5kg | 3kg | 0.8号-400m、1号-300m、1.5号-200m、2号-150m | |
| 3プレイズ 600シマノ | 40,959円 | 5kg | 3kg | 2号-300m、3号-200m、4号-150m | |
| 4ビーストマスター 1000シマノ | 122,900円 | 15kg | 9.5kg | 3号-400m、4号-300m、5号-230m | |
| 5ビーストマスター MD 3000シマノ | 130,280円 | 25kg | 14kg | 4号-470m、5号-350m、6号-300m、8号-200m | |
| 6フォースマスター 6000シマノ | 79,274円 | 30kg | 14kg | 6号-750m、8号-600m、10号-500m、12号-350m | |
| 7フォースマスター 9000シマノ | 83,111円 | 25kg | 14kg | 6号-1100m、8号-900m、10号-650m、12号-550m | |
| 8ビーストマスター MD 6000シマノ | Amazonでは 在庫切れ |
43kg | 38kg | 6号-830m、8号-600m、10号-450m、12号-380m | |
| 9ビーストマスター MD 12000シマノ | Amazonでは 在庫切れ |
43kg | 38kg | 6号-1660m、8号-1200m、10号-900m、12号-760m |
ハンドルの左右や形の違う型があるリールは、1つにまとめて載せています。
フォースマスター 600
PE2号を300m巻ける、ドラグ10kgの600番






- 自重490gで、手に持って誘う釣りに使える
- PE2号を300m巻け、近海の船釣りの道糸に合う
- ハンドル1回転で67cm巻ける
- PE3号は200mまでしか巻けない
シマノのフォースマスターの、600番の電動リールです。実用巻上持久力は6kgで、最大巻上速度は195m/分です。ハンドル1回転で67cm巻け、ハンドルが1本の型とダブルハンドルの型があります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 490g(ダブルハンドルの型は495g) |
| 最大ドラグ力 | 10kg |
| 糸巻量(PE) | 2号-300m、3号-200m |
| 実用巻上持久力 | 6kg |
| 最大巻上速度 | 195m/分 |
こんな人におすすめ
- 600番の電動リールで、ギア比6.5、最大ドラグ力10kg
- 自重は490g(ダブルハンドルの型は495g)
- PE2号を300m、3号を200m巻ける
フォースマスター 300
自重405gで、PE1号を300m巻ける300番

- 自重405gで、手に持って誘い続けやすい
- 最大巻上速度215m/分で、仕掛けを早く回収できる
- PE0.8号なら400m巻け、細い糸の釣りに合う
- 最大ドラグ力5kg、実用巻上持久力3kgと、力は控えめ
シマノのフォースマスターの、300番の電動リールです。ギア比は7.4で、最大巻上速度は215m/分あります。スプールは径28mmで、ハンドル1回転で65cm巻けます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 405g(ダブルハンドルの型は400g) |
| 最大ドラグ力 | 5kg |
| 糸巻量(PE) | 0.8号-400m、1号-300m、1.5号-200m、2号-150m |
| 実用巻上持久力 | 3kg |
| 最大巻上速度 | 215m/分 |
こんな人におすすめ
- 300番の電動リールで、ギア比7.4、最大ドラグ力5kg
- 自重は405g(ダブルハンドルの型は400g)
- PE1号を300m、1.5号を200m巻ける
プレイズ 600
自重470gで、PE4号まで巻ける600番




- 自重470gで、手に持って使える
- PE2号を300m巻け、近海の船釣りの道糸に合う
- PE4号も150m巻ける
- 最大巻上速度は155m/分で、速さは控えめ
シマノのプレイズの、600番の電動リールです。糸巻量はPE2号300mから、PE4号150mまで示されています。実用巻上持久力は3kgで、最大巻上速度は155m/分まで出ます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 470g |
| 最大ドラグ力 | 5kg |
| 糸巻量(PE) | 2号-300m、3号-200m、4号-150m |
| 実用巻上持久力 | 3kg |
| 最大巻上速度 | 155m/分 |
こんな人におすすめ
- 600番の電動リールで、ギア比5.5、最大ドラグ力5kg
- 自重470gで、ハンドル1回転59cm
- PE2号を300m、3号を200m、4号を150m巻ける
ビーストマスター 1000
PE3号を400m巻ける、ドラグ15kgの1000番






- PE3号を400m巻け、中深場の釣りに足りる
- 最大巻上速度210m/分で、深場からの回収が早い
- 最大ドラグ力15kgで、中型の青物にも締めて備えられる
- 自重685gで、手に持ち続ける釣りには重め
シマノのビーストマスターの、1000番の電動リールです。実用巻上持久力は9.5kgで、最大巻上速度は210m/分あります。ハンドル1回転で70cm巻けます。
アカムツの中深場や中型の青物を、1台で狙いたい人に合う1台です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 685g |
| 最大ドラグ力 | 15kg |
| 糸巻量(PE) | 3号-400m、4号-300m、5号-230m |
| 実用巻上持久力 | 9.5kg |
| 最大巻上速度 | 210m/分 |
こんな人におすすめ
- 1000番の電動リールで、ギア比5.3、最大ドラグ力15kg
- 自重685g、スプールは径42mm・幅34mm
- PE3号を400m、4号を300m、5号を230m巻ける
ビーストマスター MD 3000
ドラグ25kgで、PE4号を470m巻ける3000番






- 最大ドラグ力25kgで、大型の青物にも締めて備えられる
- PE4号を470m巻け、泳がせ釣りの道糸に足りる
- 実用巻上持久力14kgで、重い仕掛けも巻き続けられる
- PE8号は200mまでしか巻けない
シマノのビーストマスターMDの、3000番の電動リールです。最大ドラグ力は25kgで、PE4号を470m巻けます。ハンドル1回転で70cm巻け、最大巻上速度は215m/分出ます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 25kg |
| 糸巻量(PE) | 4号-470m、5号-350m、6号-300m、8号-200m |
| 実用巻上持久力 | 14kg |
| 最大巻上速度 | 215m/分 |
こんな人におすすめ
- 3000番の電動リールで、ギア比4.6、最大ドラグ力25kg
- 実用巻上持久力14kg、最大巻上速度215m/分
- PE4号を470m、6号を300m巻ける
フォースマスター 6000
ドラグ30kgで、PE8号を600m巻く6000番

- 最大ドラグ力30kgで、大型の魚にも締めて備えられる
- PE8号を600m、10号を500m巻ける
- 実用巻上持久力14kgで、重い仕掛けも巻き続けられる
- 最大巻上速度は135m/分で、速さは控えめ
シマノのフォースマスターの、6000番の電動リールです。最大ドラグ力は30kgで、PE8号を600m巻けます。最大巻上速度は135m/分で、速さより力を先に考えた作り。
キハダや大型の青物を、竿受けに据えて狙いたい人に合う1台です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 1390g |
| 最大ドラグ力 | 30kg |
| 糸巻量(PE) | 6号-750m、8号-600m、10号-500m、12号-350m |
| 実用巻上持久力 | 14kg |
| 最大巻上速度 | 135m/分 |
こんな人におすすめ
- 6000番の電動リールで、ギア比3.1、最大ドラグ力30kg
- 自重1390g、実用巻上持久力14kg
- PE8号を600m、10号を500m巻ける
フォースマスター 9000
PE6号を1100m巻ける9000番



- PE6号を1100m巻け、深場まで仕掛けを届けられる
- 最大ドラグ力25kgで、大型の魚にも締めて備えられる
- 実用巻上持久力14kgで、重い仕掛けも巻き続けられる
- 最大巻上速度は140m/分で、速さは控えめ
シマノのフォースマスターの、9000番の電動リールです。PE6号なら1100m、8号なら900m巻けます。スプールは径90mm・幅62mmで、最大ドラグ力は25kgあります。
水深の深い釣り場まで、太い道糸を長く出して狙いたい人に合う1台です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 最大ドラグ力 | 25kg |
| 糸巻量(PE) | 6号-1100m、8号-900m、10号-650m、12号-550m |
| 実用巻上持久力 | 14kg |
| 最大巻上速度 | 140m/分 |
こんな人におすすめ
- 9000番の電動リールで、ギア比3.1、最大ドラグ力25kg
- 実用巻上持久力14kg、最大巻上速度140m/分
- PE6号を1100m、8号を900m巻ける
ビーストマスター MD 6000
ドラグ43kg、実用巻上持久力38kgの6000番

- 実用巻上持久力38kgで、大きな魚を巻き続けられる
- 最大ドラグ力43kgで、強い引きに締めて備えられる
- PE10号を450m巻ける
- 自重2070gで、手に持って使う重さではない
シマノのビーストマスターMDの、6000番の電動リールです。実用巻上持久力は38kgで、最大ドラグ力は43kgまで締められます。スプールは径70mm・幅49mmで、最大巻上速度は170m/分です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 2070g |
| 最大ドラグ力 | 43kg |
| 糸巻量(PE) | 6号-830m、8号-600m、10号-450m、12号-380m |
| 実用巻上持久力 | 38kg |
| 最大巻上速度 | 170m/分 |
こんな人におすすめ
- 6000番の電動リールで、ギア比2.4、最大ドラグ力43kg
- 自重2070g、実用巻上持久力38kg
- PE8号を600m、10号を450m巻ける
ビーストマスター MD 12000
PE8号を1200m巻ける、ドラグ43kgの12000番





- PE8号を1200m巻け、深海まで仕掛けを届けられる
- 実用巻上持久力38kgで、大きな魚を巻き続けられる
- 最大ドラグ力43kgで、強い引きに締めて備えられる
- 自重2300gで、竿受けに据えて使う重さ
シマノのビーストマスターMDの、12000番の電動リールです。PE8号なら1200m、10号なら900m巻けます。実用巻上持久力は38kgで、ハンドル1回転で53cm巻けます。
深海のキンメダイや、太い道糸を長く出す大物の釣りに合う1台です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自重 | 2300g |
| 最大ドラグ力 | 43kg |
| 糸巻量(PE) | 6号-1660m、8号-1200m、10号-900m、12号-760m |
| 実用巻上持久力 | 38kg |
| 最大巻上速度 | 170m/分 |
こんな人におすすめ
- 12000番の電動リールで、ギア比2.4、最大ドラグ力43kg
- 自重2300g、実用巻上持久力38kg
- PE8号を1200m、10号を900m巻ける
よくある質問|シマノの電動リールについての疑問を解決

シマノの電動リールで、初めての1台は何番を選べばいいですか?
近海の乗合船で使うなら600番です。自重500g以下でPE2号を300m巻ける600番なら、タチウオからコマセマダイまで手に持って使えます。細い糸でタチウオテンヤやタイラバだけを楽しむなら、さらに軽い300番も選べます。
番手の数字が同じなら、どのシリーズも同じ強さですか?
違います。同じ6000番でも、最大ドラグ力が30kgの型と43kgの型があります。番手で絞ったあとに、仕様の表の最大ドラグ力と実用巻上持久力を見比べてください。
ダブルハンドルの型は、どんな釣りに向きますか?
ハンドルを回して誘いを入れる釣りに向く形です。600番では、ハンドルの長さが65mmの型と、55mmのダブルハンドルの型があり、自重は5g違います。
右ハンドルと左ハンドルは、型番のどこで見分けますか?
型番の末尾が偶数なら右ハンドル、奇数なら左ハンドルです。600なら右、601なら左を表します。ふだん竿を持つ手と反対の手で巻けるかを確かめて選んでください。
あわせて読みたい
まとめ|シマノの電動リール選びで迷ったら

シマノの電動リールは、番手の数字を釣りものに合わせるところから選びます。同じ番手でもシリーズで強さが違うので、最後は仕様の表で糸巻量と巻き上げの力を見比べてください。
近海の手持ちの釣りなら、自重500g以下の300〜600番で、PE1〜2号を300m巻けるものを選んでください。軽い300番は細い糸のタチウオテンヤやタイラバに、600番はコマセマダイまで使えます。
中深場や青物は1000〜3000番、キハダや深海は実用巻上持久力14kg以上の6000番より上を。竿受けに据える大きさなので、重さより糸巻量と力で選べます。
買ったら、乗る船で決まっている号数の道糸を巻き、ハンドルの左右が手に合うかも確かめておきます。そのうえで船に持ち込んでください。
