ボートから真鯛を狙うタイラバゲームはとても人気があります。そこで今回、釣りラボでは、タイラバベイトリールの選び方やおすすめリールを厳選したご紹介します。タイラバにスピニングリールではなくベイトリールを使うメリット解説!
タイラバリール タイラバタイラバでベイトリールを使うメリット

タイラバは、タイラバというルアーを、船からほぼ垂直方向に落としたのち、リールを巻くだけで鯛を釣るルアーフィッシングです。
リールを巻くほかに、アクションは基本的に無いことから初心者にも人気の釣りです。
キャスティングをする場合もありますが、タイラバをバーチカルに落とすのが本来のタイラバの釣り方です。
ベイトリールは、糸を繰り出す方向とスプールの方向が一致しており、スピニングリールのように、糸を開放したり巻き取る際に使用するがベール、がないことから、タイラバリールとして使うのに適しています。
ベイトリールをタイラバに使うメリットは
が挙げられます。
タイラバリールの選び方

タイラバリールの選び方について解説します。
1.ギア比で選ぶ
タイラバリールを選ぶ際に、ギア比は、大切なポイントになります。
ギア比はハンドル一回転あたり、スプールが何回転するかを示しています。
ギア比の設定はメーカーによって変わってくるのですが、概ね7以上がハイギア、7未満がローギアと呼ばれます。
ハイギアは、巻き上げ速度が速く、糸ふけの回収が速いというメリットがある反面、巻き上げる力が小さい、ゆっくり巻くのが苦手というデメリットがります。
ローギアは、巻きあげる力は強いのですが、深い海底からタイラバを早く巻き上がるのは苦手というデメリットがあります。
それぞれの釣りのスタイルによってどのギア比を選ぶのかは変わってきますので、ベイトリールの使い方に合わせギア比を選んでみてください。
2.サイズ(糸巻き量)で選ぶ
タイラバベイトリールを選ぶ際にはサイズ(糸巻き量)にも注意を払ってください。
タイラバには伸びが少なく引張強度の強いPEラインを用います。
専用ラインも多く発売されています。
タイラバに用いるPEラインの太さは、狙う鯛の大きさによりますが、0.6号~1号程度を基準に考え、迷ったら0.8号を選択することをおすすめします。
タイラバを行うポイントは深くても100m程度となりますので、0.8号を200m巻くことができるベイトリールがおすすめです。
100m以上のポイントの場合でも300m巻くことができるベイトリールを選んでおくとよいでしょう。
0.8号より太い1号のPEラインでも十分巻くことができます。
3.カウンターの有無で選ぶ
ベイトリールを選ぶ際にはカウンターの有無も確認しましょう。
ベイトリールにはカウンター付きのものもあり、カウンター無しと、どちらを選ぶか迷うところですが、カウンター付きは、ルアーの位置や水深を正確に知ることができます。
また巻き上げ速度を一定にしたいタイラバでは、カウンターで巻き上げ速度がわかるので、釣果につながる場合があります。
タイラバベイトリールはカウンター付きをおすすめします。
ただコスパを追求したモデルにはカウンター無しのものもあるので、予算などとも相談して決めることをおすすめします。
4.ハンドルで選ぶ
タイラバベイトリールを選ぶ際にはハンドルのタイプも考慮しましょう。
ベイトリールには、ダブルハンドルとシングルハンドルがあります。
それぞれにメリット、デメリットがあるので、考慮して選択しましょう。
ダブルハンドル
ダブルハンドルは、等速巻きがしやすく、又早く巻き取ることができます。
またノブが二つあるので、ノブを探しやすいというメリットがあります。
反面、巻き上げる力が弱くなるというデメリットがあります。
シングルハンドル
シングルハンドルは、タイラバを等速で巻きあげるのが苦手ですが、巻き上げる力が強く、大型のタイにも対応できます。
ドラグが作動していることを示すドラグ音は、シングルハンドル、ダブルハンドルタイプともリールをどの程度巻けば良いかを知る目安となります。
タイラバベイトリールおすすめ9選

タイラバベイトリールおすすめ9選をご紹介します。
【初心者向き】タイラバベイトリールおすすめ3選
初心者向きのタイラバベイトリールおすすめ3選をご紹介します。
【アブガルシア】MAX DLC DLC-H-L

デジタルラインカウンターを搭載した船用の小型ベイトリールで、タイラバ、イカメタル、タチウオテンヤまで対応できます。
仕掛けが船べりに近づくとアラームで教えてくれる船べりアラームがあり、魚の取り込みタイミングを教えてくれます。
【シマノ】炎月CT 150HG(左)
フォールレバーを搭載した軽量タイラバリールで、マダイの活性度に合わせてフォールスピードを調整できます。
比較的安い価格ながら、必要十分な機能を有するハイコストパフォーマンスモデルでおすすめです。
【ダイワ】LIGHT SW X ICR
ICカウンターを搭載した軽量小型のベイトリールで、スーパーメタルフレーム採用により、多少の負荷ではたわまずパワフルなリーリングが可能です。
100m長のダブルハンドルに、大型EVAノブで滑りにくくなっており、タイラバの他、様々な魚種に対応できます。
【コスパ重視】タイラバベイトリールおすすめ3選
コスパ重視のタイラバベイトリールおすすめ3選をご紹介します。
【シマノ】炎月BB100PG(右)
高性能でかつ軽量な、タイラバゲームに特化したハイギアモデルで、コストパフォーマンスの高いベイトリールです。
剛性が高く、かつ185gの軽量ボディによって一日中リーリングを続けるタイラバでは、疲労軽減効果が高く、集中力が長続きします。
【アブガルシア】REDMAX船(右)
コンパクトな船用のベイトリールでコスパは最高なので、タイラバを始めるのにはおすすめの製品です。
タイラバの他にカワハギやマルイカなどにも使用できます。
120mmのダブルハンドル使用で、少し重いタイラバも楽に巻き上げることができます。
【ダイワ】紅牙X IC(右)
タイラバ用リールの紅牙シリーズの中でも比較的価格が安いベイトリールで、ICカウンターもついており初心者にもおすすめです。
高い剛性のメタルフレームを持ち、負荷がかかっても、フレームがたわむこともなく、力強い巻上げが可能です。
【性能重視】タイラバベイトリールおすすめ3選
性能重視のタイラバベイトリール3選をご紹介します。
【ダイワ】紅牙TWハイパーカスタム8.6R
楽巻きと高速巻きの二つのモデルを持つ紅牙TWハイパーカスタムは、タイラバのスタイルによってギア比を選ぶことができます。
ロープロファイルで持ちやすく操作性の高いボディ、軽やかで力強い巻きはタイラバに最適なモデルといえます。
【シマノ】炎月プレミアム151HG(右)
フォールレバーを搭載しており、フォールと巻きの両方で鯛を誘うタイラバ用ベイトリールです。
ボディは剛性の高いHAGANEボディを採用し、リールのたわみやネジレを抑えてくれるので、スムーズなリーリングが可能です。
【シマノ】オシアコンクエストCT300HG(右)
デジタルカウンターとフォールレバーを搭載し、剛健でスムーズな駆動系統と合わせおすすめの高性能モデルです。
金色に輝くボディは美しく、かつマイクロモジュールギアで力強く滑らかなリーリングを実現しています。
【2021年〜2022年新作】おすすめタイラバベイトリール4選

2021年新作のおすすめタイラバベイトリール2選をご紹介します。
【ダイワ】紅牙IC150(右)
2021年シーズンに必携のタイラバベイトリールで、高い基本性能が長く続くハイパードライブデザインを採用しています。
最新のICカウンターを搭載しており、水深カウンターやデプスアラームなどタイラバに便利な機能を追加しています。
【シマノ】ENGETSU 150 HG RIGHT
滑らかでかつ強力な巻上げを具現するマイクロモジュールギアやX-SHIPに加えフォールレバー搭載により安定したフォールを実現しました。
HAGANEボディは剛性が極めて高く、大型の鯛がヒットした際にもたわむことなく、確実に引き上げることができます。
【ダイワ】21 ソルティガIC 100P-DH
2021年度、ダイワから発売の船釣り用ベイトリールです。
ジギングやタイラバゲームに欠かせないIC搭載で、その日の魚の棚が即座に確認できます。
ハイパーダブルサポート他、ダイワ最新技術が多数盛り込まれており、力強い巻き上げ力で魚へ主導権を渡しません。
リーリングから取り込みまで安心してパワーファイトが楽しめるでしょう。
【ダイワ】ティエラ A IC 150H-DH
ダイワから2021年発売の両軸リールになります。
ティエラ A IC 150H-DHは、今やタイラバゲームには欠かせないICカウンターをしっかり搭載し、小刻みなデプスアラームもインストールされ、バイトの再現性の高い両軸リールです。
大容量のスプールで、落とし込みだけでなく、流しのタイラバにも対応可能なマルチなタイラバリールとして人気がある両軸リールです。
タイラバベイトリールについてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2022年】タイラバ用ベイトリールおすすめ人気13選!使うメリットや選び方も」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
タイラバ向けベイトリールを
さらに探すならこちら!
関連するまとめ記事
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます






