ルアーではカレイを釣れない。そう思い込んでいませんか?実は、食性に合わせればルアーでもカレイ釣りが楽しめます。今回、釣りラボでは、カレイにおすすめのルアーの選び方や人気商品、釣り方について紹介していきます。
カレイにおすすめのルアーの選び方
カレイは餌釣りで狙う魚のように思われていますが、もちろんルアーでも釣れます。
ただし、魚食性の強い一部の種を除き、カレイは餌を求めて積極的に泳ぎ回ったり、目の前を通り過ぎたベイトに襲いかかったりするような行動は取らないため、いわゆるジギング、プラッギングなどのルアー釣りとは少し様相が異なります。
メインで使用するルアーはワームとなります。
ここでは、カレイをルアーで釣るための方法について説明して行きます。
まずは、ルアーの選び方について説明します。
匂いが強いルアーを選ぶ
カレイはエサ釣りの場合、岩イソメ、コガネムシ、アオイソメといった虫エサが定番となります。
これらは非常に強い匂いでカレイをおびき寄せます。
ワームでカレイを狙う際も、匂いの強いものを使います。
派手なカラーを選ぶ
カレイは、発光するものに興味を示します。
アオイソメは水中で発光する性質があり、特に濁りが入っているようなときには非常に有効です。
同様に、ルアーで狙う場合も、派手なカラー、発光色などのワームが有効です。
チャート色、ケイムラカラー、蛍光ピンク、蛍光イエローなどの派手なものを選びます。
人気メーカーから選ぶ
ルアーフィッシングのメソッド、タックルの進化は目覚ましく、毎日のように新しいルアーが発売されています。
カレイをルアーで狙う「カレイング」という釣りも、大変新しい釣り方です。
現時点ではカレイ釣りのために開発された専用ルアーというものはほとんどありませんが、歴史と実績のある人はメーカーのルアーを使ってみるのも良いでしょう。
カレイ釣りにおすすめのルアー8選
ここからは、カレイ釣りに使える、おすすめのルアーを紹介して行きます。
【マルキュー】パワーイソメ 極太 桜イソメ(夜光)|初心者用
シロギスやハゼ、シーバスにも使える、マルキューの定番人工イソメです。
夜光タイプなので、朝夕のマヅメ時や、日中の濁りが入っているときなどに特に有効です。
【ジャッカル】DBユーマ フリー 3.8インチ マルハタダブルコーラ
ボディ全体が震え、水の波動を起こしてターゲットにアピールする、バス用ワームです。
カレイに使うときは、できるだけゆっくり泳がせます。
【バークレー】ガルプ! イソメ極太4-アオイソメ(C)|初心者用
大変強い匂いで生餌以上の強烈なアピールをする、ガルプ定番の人工イソメです。
口の細いカレイにも吸い込みやすい形状で、虫餌と同様の使い勝手のため、初心者におすすめです。
【オーナー】ロックンベイト リングキックテイル 3インチ 甲殻オレンジ|中級者/上級者
ロックフィッシュ用ワームですが、サーフで離岸流に乗せて、ボトム付近をうまくドリフトできれば高確率でカレイにも食わせることができるでしょう。
【メジャークラフト】パラワーム フォール イカ クリアレッド|中級者/上級者
カーリーテイル系ルアーは、カレイの口には大きすぎるかもしれませんが、海底でひらひらと揺れるているはカレイへのアピール効果絶大です。
【シマノ】カップリング 2インチ JJ-P20
シマノ発の2インチワーム
カップリング 2インチ JJ-P20は、シマノから2020年に発売になった、カケガミとのカップリング制作販売された、2インチワームです。
シロギスやハゼの釣果実績もあるところから、カレイやその他の虫エサを捕食する魚たちにも有効に扱える、波動と派手な視覚で誘えるワームです。
水流で自然にアクションしてくれるところが魅力です。
こんな人におすすめ
- カレイ釣りに挑戦してみたい方
- 波動や視覚的なアピールで、魚を誘うルアーを探している方
【アルフハイト】quick dance ST3.8 房総ミミズゥ
カレイに効くストレートワーム
2021年4月、アルフハイトから発売のストレートワームになります。
房総ミミズゥはフォルムもジャリメやイソメ、ミミズをイメージしておりカレイからの視覚効果は十分です。
テール部分を十字にカットして使用すれば、程よく漂ってバイトの確率は上がります。
ワームでカレイを狙う場合は、視覚と共に臭いが絶対条件ですので、釣行前から集魚液(ガルプやマルキュー)に漬け込む事をお薦めします。
こんな人におすすめ
- カレイをターゲットにした釣りが好きな方
- ルアー選びにこだわって、釣果を追求したい方
【ジャッカル】ヤミィフィッシュ 3.8インチ 土ミミズ
高比重なソフト素材を使い、ボトムへの到達性の高いバス用ワームです。
ダウンショットリグやジェット天秤を使ったキャスティングにもむいています。
カレイにおすすめのルアー仕掛け
ここからは、カレイをルアーで狙う際のおすすめの仕掛けについて説明して行きます。
ダウンショットリグ
ダウンショットリグとは、フックを結んだリーダーの端糸を長く取り、端糸の先端にシンカーをつけたタイプの仕掛けで、バス釣りに多用される仕掛けです。
ボトムに障害物が多いような場所では、フック及びワームをボトムから浮かせることができることと、仕掛けの先端がシンカーのため、着底を感じやすいメリットがあります。
キャロライナリグ
キャロライナリグは、遊動式のシンカーの下にスイベルとハリスを長めに取ったフックがついていて、ワームを先端に刺した仕掛けです。
一番のメリットは、軽量のワームをボトムに沈めながら、ワーム自体はやや浮きながらゆらゆらと動かすことができ、低活性時にも強めのアピールができることにあります。
スプリットリグ
スプリットリグとは、スプリットシンカー(いわゆるガン玉)をワームの手前に打っただけの簡単な仕掛けですが、シンカーの先のワームがひらひらと勝手に揺れるため、アピール度の高い仕掛けです。
ただし、スプリットシンカーは、ラインを1回転巻いて潰すなどの加工をしないと、すぐにシンカーの位置がズレます。
また、ラインが傷みやすい欠点があります。
ジェット天秤
カレイのルアー釣りで一番おすすめなのが、ジェット天秤を使った投げワーム釣りです。
圧倒的な飛距離が稼げること、ボトムに簡単にルアーを送り込めることがあります。
カレイのみならず、ヒラメやマゴチ、青物も狙える万能仕掛けです。
ジェット天秤は15号を基準に、10号〜20号あたりが使いやすいです。
カレイをルアーで釣るコツ・ポイント
最後に、カレイをルアーで釣るコツ・ポイントについて説明します。
カレイの釣り方・アクション
カレイのルアー釣りにも、早巻きは禁物です。
キャストし、着底を確認したらラインスラックを取り、ゆっくり引きます。
ズル引きでも良いですが、ゆっくりとリフトアンドフォールし、じっくりワームを見せることが効果的です。
アタリは、はじめは小さくコツンという感じですが、すぐにはアワせず、仕掛けを止めて食い込みを待ちます。
カレイ釣りにおすすめのポイント
基本、ルアーで釣るコツや狙うべきポイントは、餌釣りとまったく同じです。
最もカレイが溜まりやすい場所は、堤防や漁港などであれば船道周辺のかけ上がり部、サーフであればブレイク部(急に深くなる部分)です。
カレイは、餌を求めて激しく泳ぎ回る魚ではないため、そういう場所を狙って仕掛けをキャストし、カレイの鼻先にルアーを通してやる必要があります。
カレイ釣りにおすすめの時期・時間帯
カレイのルアー釣りができる時期は、餌釣りと同じです。
秋〜翌春にかけてがシーズンとなります。
日中でも夜釣りでも釣れますが、警戒心の緩む夜釣りのほうがポイントが近いというメリットがあります。
常夜灯周辺の明るい場所と暗い場所の境目を狙います。
ルアーで釣れるカレイは比較的サイズが大きいものが多いため、積極的に狙って行きましょう。
カレイのルアーのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年】カレイにおすすめのルアー人気8選!ルアーでの釣り方、仕掛けも解説!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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