アイナメはワーム釣りがおすすめのロックフィッシュ。ルアーに比べて扱いが難しいワームですが、選び方さえ覚えれば初心者でも釣果UPが狙えます。今回、釣りラボでは、アイナメ釣りにおすすめなワームの種類、色、人気商品を紹介していきます。
アイナメにおすすめなワームの種類
アイナメは、一度釣ったらその釣り味の虜になってしまう魅惑の魚です。
フッキングした針を外そうとして首を激しく上下に振る「首振りダンス」の抵抗感が、他の魚にはない挙動で、たまらない快感なのです。
特に、「ビール瓶サイズ」と呼ばれる、40cm以上の個体が掛った時の釣り味は、何物にも替え難い快感です。
そんなアイナメをワームで釣る場合のタックルについて解説していきます。
シャッド系ワームの特徴
シャッドとは、魚の小鰭を意味しますが、シャッド系ワームは、小魚を模した細長い形状の尾部にイチョウの葉のような小さく薄いヒレ状の突起がついたものです。
リトリーブの際の水の抵抗を受けると、尾部の鰭が小刻みに激しく左右に動き、水に波動を起こしながら泳いで行きます。
カーリーテール系ワームの特徴
カーリーテールワームは、大きくとぐろを巻くようにカールした尾びれがついたワームです。
見た目のインパクトが大きく、主にリフト&フォールのアクションで誘い、フォールで食わせる感じで使います。
甲殻系ワームの特徴
甲殻系ワームは、クロー系ワームとも呼ばれ、ザリガニの形を模したもので、大きなハサミがついているのが特徴です。
主にブラックバスフィッシング用に開発されたものですが、ソルトウォーターではロックフィッシュ釣りにも多用されます。
甲殻類は、アイナメのメインベイトです。
大物狙いでボトムをネチネチ攻めるのに向いています。
アイナメにおすすめなワームのカラー
アイナメ釣りにおすすめなワームのカラーについて、基本は緑系、赤系、オレンジ系になりますが、状況によって使い分けます。
緑系
緑系の色は、海況に関わらず使えるスタンダードなナチュラルカラーです。
どんな状況でも使えますが、特に濁りが入った状況で威力を発揮します。
赤系
赤系のワームは、クリアウォーターでのアピール力に優れています。
アイナメは昼行性の魚のため、日中に使うパイロットカラーとして常備しておきましょう。
オレンジ系
アイナメの活性の高い時に効くアピール度の高いカラーがオレンジ系です。
光量が少ない朝マヅメ、夕マヅメ時に特に有効です。
茶系
クロー系のワームは、大物狙いに効きます。
ボトムを叩きながら誘います。
茶色系、紫系などのダークカラーが多いですが、活性の低い場合など、白色が当たりカラーになることもあります。
アイナメにおすすめのコスパ最強人気ワーム15選
ただ巻きでも充分釣れるのがシャッドテールの魅力です。
カーリーテール系ワームはその高いアピール力とテールが起こす波動が最大の武器ではありますが、見切られやすい弱点があるため、適度にローテーションする必要があります。
甲殻系ワームは、ダウンショットリグやテキサスリグ、キャロラインリグなど、ジグヘッドリグとは異なる仕掛けでストラクチャー周りや岩礁地帯と藻場のキワなど、難しい場所を果敢に攻めるのに向いています。
2.5インチ程度のものが使いやすく、大物が最も期待できるワームです。
【マルキュー】エコギア パワーシャッド|シャッド系
重心がボディ後方に置かれているため、飛距離が出るスタンダードワームです。
UVライトを当てながらキャストすればアピール度がアップします。
【バークレー】パワーベイトマックスセント クリッターホッグ 2.6インチ
ダウンサイズ完璧調整
甲殻類型ワームの中では人気のあったバークレーのクリッターホッグに2.6インチのダウンサイズ版が新登場しました。
ただダウンサイズしただけでなくアームのバランスを見直して厚くすることでしっかりと水を掴んで波動を生み出します。
カラーは8種類の展開ですがロックフィッシュ対応はカモ・レッド・ホワイトパール・オレンジの4種類となっています。
こんな人におすすめ
- アイナメを狙う釣りにおいて、小型のワームを使用する方
- ロックフィッシュをターゲットにした釣りをよくする方
【バークレー】パワーベイト SW バルキーホッグ|甲殻系
大型ロックフィッシュをハイアピールで誘うためのクローワームです。
ロッドを動かすたびにシルエットが変わり、ビッグアイナメの興味を惹きます。
【メジャークラフト】パラワーム SHAD|シャッド系
やや太めのボディに大きめのテールをもつシャッドワームです。
レンジキープしやすく、中層にいるアイナメを捉えます。
【ジャッカル】フリックカーリー|カーリーテール系
こちらもブラックバス用のカーリーテールワームですが、ネコリグのようにセンターにフックをつけてボトムバンプすれば大物のアイナメが狙えます。
【ダイワ】クワトロシャッド モロコ-F
ボディの両側にフラッシング効果の高いフィルムを2枚挿入することで、オフセットフックやジグヘッドを刺すことを可能にしました。
アイナメにはダウンショットリグとしての使い方が良いでしょう。
【バークレー】パワーベイト パルスシャッド|シャッド系
ナチュラルカラーのバス用シャッドテールですが、アイナメにも効果があります。
岩礁地帯と砂泥底の際の部分をていねいに通すと良いでしょう。
【エコギア】バグアンツ パールグロー|甲殻系
アイナメは昼行性の魚ですが、夜釣りでは大型の期待があります。
夜釣りには夜行性のクローワームを使い、警戒感の薄れているアイナメを釣り上げましょう。
【バークレー】フリーリグベイト 4.6inch
大口魚狙いのソフトベイト
フリーリグベイト 4.6inchは、2020年にバークレーから発売になった、大型バスやランカーアイナメ、ベッコウゾイやキジハタを狙い獲れるソフトベイトです。
水温が上がり、甲殻類の動き出しと共に捕食に入るランカー系の根魚を、リアクションで喰わせるために大型ワームとし、フリーリグで自然な落下をイメージしながら魚を誘うアクションでバイトを誘発します。
こんな人におすすめ
- ランカー系の根魚を狙い撃ちする釣りが好きな方
- フリーリグを使って魚を誘うアクションが得意な方
【ダイワ】ラトリンチューブホグ
高比重材料を使用し、素早くボトムレンジに到達し、素早く立ち上がらせることができ、シルエットに加え、ラトルによるサウンドや水の波動など、あらゆる要素で大モノを誘います。
【ベイトブレス】AJ-R 3.3インチ S801 レッド
魚が好む旨味と匂いを配合し、細身でバイトさせやすい形状のダブルピンテールワームです。
実寸以上に大きく見せることができるハイアピールワームです。
【タカミヤ】REALMETHOD INVITE TAIL|カーリーテール系
アイナメの活性が低い時、UVライトを照射してキャストし、ボトムをゆっくり叩くように誘い、たまに大きめにシャクってフォールで食わせます。
【デプス プロズワン コラボ】デスアダーシャッド 4inch
夏のアイナメ狙いに最適のワーム
2020年3月、デプスとプロズワンがコラボで製作した大型ワームになります。
東北ロックでは、夏場のイワシパターンで力を発揮するワームです。
大型アイナメだけでなくベッコウも喰って来ますが、出来るだけスローでボトム付近をリトリーブさせ食い気を誘います。
また、サラシの中にフリーフォールさせるパターンにも効果を発揮します。
こんな人におすすめ
- 夏場のイワシパターンでアイナメを釣りたい方
- スローでボトム付近をリトリーブさせる釣りに興味がある方
アイナメ釣りでワームを使う際のコツ
アイナメは普段は岩陰でじっとしていて、餌が目の前を通るとすかさず岩陰から出て巧みに捕食して、また岩陰に戻ります。
仕掛けは岩と岩の隙間に落とし、リフトアンドフォールもしくはボトムバンプのアクションをしつこくして、穴から誘い出します。
アイナメがバイトしてきたらすかさず合わせ、フッキングしたら一気に巻き上げます。
アイナメに根に潜られたら厄介です。
誘い方1:リフト&フォールで誘う
アイナメは、テキサスリグなどのシンカーをつけた仕掛けをきちんとボトムに落とす事が大事です。
根がキツく、ボトムが取れない場合はシンカーのウエイトを上げることも必要です。
着底を確認したら、ロッドを大きくシャクり、リグを1m程度跳ね上げ、フォールを魚によく見せます。
誘い方2:ボトムパンプで誘う
ボトムバンプは、底から30cm程度のレンジをチョンチョン叩くように小刻みにロッドを動かします。
大物はボトムの岩の隙間に潜んでいますので、しつこく狙います。
ワームでのアイナメの釣り方・ポイント
ワームでアイナメを狙う際のポイントについて解説します。
アイナメ釣りにおすすめの時期
アイナメ釣りにおすすめの時期ですが、最も向いているのは冬〜春です。
秋の終わり頃から、産卵のために接岸してきます。
冬場は堤防などからでも釣りやすくなります。
水温の高い夏の時期はほとんど釣れません。
アイナメ釣りにおすすめの時間帯
アイナメは昼行性の魚ですので、基本は日中が釣りの時間帯になりますが、夜釣りでは釣れないかといえば、そんなことはありません。
むしろ、大物は夜釣りのほうが釣れる可能性が高くなります。
アイナメ釣りにおすすめの場所・ポイント
アイナメは変化のある地形を好み、基本は磯に生息していますが、秋から冬にかけては、堤防や漁港など、沿岸の浅場でも釣りやすくなります。
アイナメは砂地は好まず、岩場、藻場、魚礁まわり、橋桁などのストラクチャー周りを好みます。
アイナメ釣りにおすすめの地域
アイナメ釣りにおすすめの地域は、関東以北の沿岸一帯になります。
東北、北海道に多く、関東より南の太平洋側は少なくなります。
暖流の影響を受ける地域には少なく、寒流の影響を受ける地域に多くなります。
アイナメのワームのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年】アイナメにおすすめのワーム15選!定番カラーや釣るコツもご紹介!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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