マゴチをワーム(ソフトルアー)で狙う釣りが近年人気を高めています。今回、釣りラボでは、マゴチ釣りにおすすめのマゴチワーム8選やその選び方、おすすめの仕掛け・リグ、釣り方・アクション、ワームの付け方をご紹介。
マゴチ釣りのワームの選び方
マゴチはヒラメとは異なり、エサを追って上層まで上がってくることは殆どありません。
従って、マゴチ狙いの場合はボトムを重点的に攻めることとなります。
アクションはネチネチボトムを叩く、ボトムワインドが有効で、ダートアクションに向いているものを選びましょう。
選ぶポイント1:ワームの種類・形状
マゴチをサーフや河口域で、ワーム仕掛けを使って狙う際の、ワーム選定のポイントについて説明します。
ジャッドテールワーム
シャッドテール系ワームは、ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュのみならず、あらゆるターゲットに使える万能系ワームです。
テールにウチワ状の小さな尾びれがついているタイプで、水中では小刻みに震え、水に微振動を起こします。
ピンテールワーム
ピンテールワームは、派手なアピールはしませんが、リアルベイトに近い形状で、フィッシュイーターの食い気を誘います。
アングラーのテクニックが釣果を左右するワームでもあります。
クロー系ワーム
ザリガニを模したような形状のクロー系ワームは、ダウンショットリグやテキサスリグなどで効果的なアピールをします。
マゴチの好物であるスナモグリ(ボケ)に似ているため、マゴチには効果的に使えます。
カーリーテールワーム
尾部に大きくカールした大型のひれがついているワームで、マゴチへのアピールは抜群です。
また、ボディ部にリブが深く刻まれているタイプは、スイムによる水の波動も大きく起こしますのでさらにアピール度がアップしますが、スレている個体には見向きもされないこともあります。
グラブ系ワーム
芋虫のような、太くて短めのボディに、大きくカールしたテールがついたものがグラブ系と呼ばれます。
テールがふたつ付いたダブルテールグラブや、テールがないイモグラブなどもあります。
主にズル引きで使用するケースが多いです。
ワインドワーム
ワインド釣法は、ボトムをネチネチ攻める釣りで、ワインド用の矢じり状のジグヘッドにミノープラグのような形状の細身のワームをつけ、リフトアンドフォールとダートアクションでマゴチを狙います。
マゴチ狙いには最も効果的なタックルです。
選ぶポイント2:ワームのカラー・色
マゴチ狙いのワームのカラーについて説明します。
時合い、海況、天気等の条件によって使い分けることが重要です。
ざっくりとこういった感じですが、大事なのはローテーションです。
決まったパターンなど存在しません。
色んなカラーを投げて、その日の当たりカラーを見つけることが重要です。
選ぶポイント3:ワームのサイズ・大きさ
マゴチは、餌を求めて積極的に泳ぎ回る魚ではありません。
そのためワームのサイズは、マゴチ狙いの場合、見つけてもらうことが大事であるため、大き目のものでも大丈夫でしょう。
一般的には3~4インチ程度の長さのものがよく使われます。
マゴチ釣りにおすすめのワーム14選!
定番はシャッドテールワームです。
ヒラメ狙いのタックルがそのまま使えます。
ピンテール系ワームは、スレた魚に効果的です。
食いが渋いとき、ナチュラルなアクションでゆっくりと引いてみると良いでしょう。
甲殻類に似た形状のクロー形状ワームは、マゴチやヒラメなどの他、ロックフィッシュにも向いています。
カーリーテールワームは、シャッドテールに次いで、マゴチ狙いではよく使われるタイプです。
グラブ系ワームも、カーリーテール系と同じアクションで魚にアプローチしますが、テールが複数あったり、逆にテールがないものもあり、バリエーションが豊富です。
ワインドワームはフラットフィッシュをはじめとして、ロックフィッシュその他あらゆる底層魚に有効です。
【DUO】ビーチウォーカー ハウル 21g ピンクイワシRB/バブルガムピンクG|ジャッドテールワーム
サーフキャスティングでのフラットフィッシュ用ソフトルアーのベストセラーです。
常に人気ランキング上位のビーチウォーカーですが、その中でもピンク系は実績No.1です。
【DUO】ビーチウォーカー ジャンゴセット 21g どぜう
フックアイが腹側に1つ、背側に2つあるのが最大の特徴です。
ボトムをひたすら探るマゴチ釣りの場合は、トレブルフックを背側に2つつけると、根がかりを気にせずガンガン攻めることができます。
【ダイワ】スティーズ スターリングシャッド
汎用性抜群のシャッドテール
スティーズ スターリングシャッド 4.3インチ クリアチャートは、ダイワから2022年に発売になるシャッドテールワームになります。
ソルトでのシーバスバチ抜けパターンや、各種フラットフィッシュでのゲームに適性を見せ、キャスト飛距離アップやボトムを中心にしてサーチしたい場合は、ネールホールにシンカーを追加し、各種レンジを探り分けることが出来ます。
こんな人におすすめ
- 様々なフラットフィッシュで釣りを楽しむ方
- シーバス釣りでのバチ抜けパターンを狙う方
【メジャークラフト】パラワーム-GRUB 3.2インチ ケイムラピンク|グラブ系ワーム
大きめのボディに深く刻まれたリブが水に微振動を与え、カールした大きなテールが視覚にもアピールします。
【メジャークラフト】ジグパラワインドスリム ピンテール 夜光ピンク|ピンテールワーム
メジャークラフトの、非常にコスパの良いワインド用ピンテールワームです。
細身のボディからはナチュラルなアクションと水の微振動がスレたマゴチに口を使わせます。
【シマノ】熱砂 メタルドライブシャッド 3.2インチ
進化したシャッドワーム
熱砂 メタルドライブシャッド 3.2インチは、2021年にシマノから発売になったシャッドワームになります。
ケイムラカラーが追加されたことで、マヅメ時や夜半でもフラットフィッシュやシーバスを狙うことが出来、ボディーマテリアルも耐久性の高い材料に改善され、魚の歯によるワームの破損を防いでくれます。
こんな人におすすめ
- シーバスやフラットフィッシュを狙う釣りに興味がある方
- ワームの耐久性が気になる方
【メジャークラフト】パラワーム-DART 3.5インチ ケイムラピンク|ワインドワーム
これも万能的に使えるワインドワームです。
ダートの横の動きに加え、大きく跳ね上げて、フォールで食わせるワームでもあります。
【ブルーブルー】ジョルティ 30セット
30gのジグヘッド1個とシャッドテールワーム4本のセットです。
空気抵抗の軽減にこだわったワームで、安定した飛距離を叩き出します。
【メジャークラフト】ジグパラワインドスリム シャッドテール 夜光ピンク|ワインドワーム
サーフでも磯でも万能に使えるワインド用シャッドテールワームです。
ダウンショットリグなどにも使えます。
【ダイワ】フラットジャンキーロデム3TG マットピンク
遠投対応ワーム
フラットフィッシュ用ワームとして人気のロデムシリーズに2021年タングステンヘッドモデルが登場しました。
流れが速いポイントや深場、また遠投を必要とするポイントにマッチした30gのウエイト設定です。
タングステンヘッド採用で重たくてもスリムなシルエットで、飛距離とレンジキープ力が向上。
ダックフィンテールで強い波動を発生させ、マゴチに強力なアピールをしてくれます。
こんな人におすすめ
- マゴチを狙う釣りが好きな方
- 流れの速いポイントや深場で釣りをする方
【プロズワン】デプス プロズワン コラボ スパイニークロー 3.5inch|クロー系ワーム
クロー(ハサミ)部の厚さを薄くし、飛距離への影響を軽減したワームです。
カニやシャコの形状を意識させつつ、匂いによる集魚効果も加えた、デプスとプロズワンのコラボ商品です。
【バディワークス】フラッグカール 5インチ ワイルドアカキン WRG|カーリーテールワーム
狙い撃ちワーム
ボリューム感のあるボディと薄く大きなカーリーテールでヒラメやマゴチを狙い撃ちするフラットフィッシュ専用設計のワームです。
フックを正しく通すための目印スリットがついていて、ジグヘッドに刺す際に失敗することがありません。
こんな人におすすめ
- フラットフィッシュを狙う釣りが好きな方
- ワームがジグヘッドにしっかり取り付けできないことで困っている方
【ジャッカル】アイシャッド テール 3.8インチ ピンクパール/クリアシルバー|ジャッドテールワーム
アピール系と呼ばれるシャッドテールワー厶にあって、比較的ナチュラルなアクションをする、スリムシェイプのシャッドテールワームです。
集魚効果の高い匂いをつけ、アクションと匂いでアピールします。
【OSP】ドライブシャッドSW 4インチ
マゴチなどのフラットフィッシュの他に、多くの魚種に対応したシャッドテールワームでただ巻きのみでマゴチを誘うことができます。
30g前後のジグヘッドを用いて遠投を多数回行っても耐える耐久性と、ジグヘッドの重さに負けず水をつかむことができます。
セミハードの材質を用いながら、アクションの質を低下させない生き生きとした状態を維持することができるワームです。
こんな人におすすめ
- マゴチ釣りに興味があり、最新の釣りグッズを試してみたい方
- ジグヘッドを用いた遠投を行い、様々な魚種を狙う方
マゴチ釣りにおすすめの仕掛け・リグ
マゴチはボトムを釣りますので、ワームは常に底をついた状態からスタートします。
根がかり回避のために、様々なリグ(仕掛け)があります。
ジグヘッドリグ
ジグヘッドにワームを取り付け、シンキングミノーのように泳がせます。
高速リトリーブは必要ありません。
30g程度の重量が良いでしょう。
【エコギア】3Dジグヘッドペインテッド オレンジゴールド
シャッドテールなどのワームを取り付けます。
ワイヤーリーダーつきのトレブルフックが標準装備で、歯の鋭い魚でもブレイクすることなくランディングまで持って来られます。
テキサスリグ
バレットシンカーという、三角錐状の錘の先にフックとクロー系ワームをつけた仕掛けで、根がかりの回避性が高いと言われていますが、バレットシンカーが岩などに挟まってしまうとほぼ外せないという弱点があります。
【ブームスフィッシング】CCR テキサスシンカーリグ バレットシンカー5個入り
細身のバレットシンカーで、根がかりの回避性が高いテキサスリグ用シンカーです。
31gの重量があり、遠投性にも優れています。
ダウンショットリグ
ダウンショットリグは、根がかり回避性が最も優れたリグと言えるでしょう。
地磯のボトムレンジや藻場周辺などを攻略するのに向いています。
【バークレー】スイベルシンカー 28g
ボトム攻略必須のダウンショットリグ
仕掛けの先端に細身のシンカーをつけ、数10cm上にワームを取り付けるダウンショットリグは、根がかりしやすいポイントを果敢に攻略するのに重宝します。
仕掛けを作るのは少し面倒かもしれませんが、厳しい場所でのボトム狙いには必須の仕掛けです。
こんな人におすすめ
- 根がかりしやすいポイントでの釣りに挑戦したい初中級者の方
- 潮の流れが速く、ボトムを攻めるための切り返しのテクニックが上手い方
マゴチ釣り用のワームを使った釣り方・アクション
マゴチ釣り用のワームを使ったアクションは、リフトアンドフォールとダートアクションが基本形になります。
フォールをどれだけ長く見せてやるかがポイントです。
ワームの付け方
ワームの付け方は、1にも2にも、まっすぐ、ワームの中心部を刺して行ってください。
曲がってしまったり、上下左右にズレて刺してしまうと正しく泳がなくなります。
ワームの使い方・誘い方
ワームの使い方、誘い方は特に特殊なものはありません。
一般的にはリフトアンドフォール、ストップアンドゴーなどで誘いをかける人が多いいでしょう。
マゴチ釣りに使うワームについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年】マゴチ釣りにおすすめのワーム14選!選び方や仕掛け・釣り方を解説」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
マゴチワームを
さらに探すならこちら!