ヤエン釣りの始め方|アオリイカ・仕掛け・仕組み・竿・時期【初心者必見】

アオリイカ釣りは、主にヤエン・エギング・ウキなどの釣り方が主流になっています。今回、釣りラボでは、その中でもヤエン釣りに焦点を当て、始め方やおすすめの仕掛け、コツなどについて解説していきます。

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ヤエン釣りとは?

ヤエン釣り

出典:写真AC

ヤエン釣りとは、生き餌を使って釣るアオリイカの釣り方です。
生き餌に抱きついたアオリイカをだましだまし釣り人側へ寄せて、ヤエンと呼ばれる引っ掛け針を使って釣り上げます。

アタリがあってから無事に取り込めるまでは、数分から数十分間かかることもあります。
初心者からベテランまで、アオリイカとの駆け引きが楽しめる釣り方です。

アオリイカの生態・特徴

釣果をあげるために、アオリイカの生態と特徴を知っておきましょう。

アオリイカは暖かい地域を好みます。
沖縄はもちろん、暖流にのって北海道南部までほぼ日本全国で生息が確認されています。
暖かい春〜秋は、浅場の海底にいることが多いです。
特に餌となる魚が豊富で、産卵場所にも適している藻場にいます。

寒さには弱く、太平洋側の寒流である親潮(千島海流)が流れている地域ではほぼ釣れません。
水温が15度を下回ると沖の深い所に移動してしまいます。
このため、冬は釣ることが難しくなります。

餌は活きのいい魚を好みます。
死んだ魚はほとんど食べません。

アオリイカ釣りの時期・時間帯

アオリイカ釣りの釣れる時期は春と秋です。
3月〜6月はアオリイカの産卵期で、大きな親イカを狙えます。
産まれた子イカは10月頃に手ごろな大きさまで成長し、引きも楽しめるようになります。

アオリイカが一番釣れる時間帯は、マズメと呼ばれる時間帯です。
日の出の前後1時間を朝マズメ、日の入りの前後1時間を夕(ゆう)マズメと呼びます。

アオリイカは夜行性ですので、日が昇る前の暗い時間(AM2時頃)から夜明けまで(AM7時頃)の朝マズメの時間帯が特におすすめです。

アオリイカ釣りにおすすめの場所・釣り場

アオリイカ釣りにおすすめの場所や釣り場を紹介します。
九州地方では、福岡県の西浦漁港がアオリイカの聖地と呼ばれています。
他に宮崎県の日南沖が有名です。

関西地方は、ヤエン釣りの発祥地・和歌山県の白浜がおすすめです。
東海地方では、静岡県の沼津、三重県の尾鷲が有名スポットです。
関東地方では、千葉県の房総半島、神奈川県の真鶴や湯河原が人気があります。

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ヤエン釣りのやり方

ヤエン釣り

出典:写真AC

それでは、ヤエン釣りのやり方を実際に見ていきましょう。

ヤエン釣りの流れ

まずは、釣りの流れからご紹介します。

餌のキャスト

まずは餌の活きアジを針にセットしましょう。
アジが岸に寄らないようにやさしくキャストするのが良いです。
アジが泳いで海底に到達するのを待ちましょう。

30秒ほどしたらリールのベールを戻して、竿先を下に傾けてアタリを待ちます。
このときドラグはかなり緩めに設定するのがおすすめです。
アオリイカが餌をスムーズに持っていけるようにしてあげましょう。

餌を本喰いさせて引き寄せる

アオリイカが餌に抱きついたら、ラインが走ります。
急にロッドを立てるとアオリイカが逃げてしまうので、餌を本喰いするまで3分ほど待ちましょう。

走り出したラインが止まったら、アオリイカが餌を本喰いしている証拠です。
ヤエンが届く距離までゆっくりとリールを巻いて引き寄せましょう。

ヤエン投入〜アワセ

ラインの角度が45°(イカまで目安15m〜20mぐらい)のところまで引き寄せたら、道糸を手で掴み、ヤエンをセットして投入します。
ヤエンがアオリイカに到達すると、振動が竿先に伝わってきます。
このときに、少し竿を下げてからヤエンを跳ね上げるようにして勢いよく合わせましょう。

取り込み

イカは身切れするほどの最後の抵抗を見せることがあります。
このときにヤエンが外れることがあるので、イカをなるべく浮かせた状態で取り込むようにするよう心がけましょう。

竿を立てて常に一定のテンションをかけたまま、弾性を利用して足元まで寄せてください。
テンションをかけたままにするために、タモを持って行くのではなくアオリイカをタモ内に誘導するとうまくいきます。

ヤエン釣りのコツ・ポイント

餌の活きアジをセットするときは、アジが弱らないように濡れタオルで包んで持ちましょう。

リールのドラグを緩めておくことで、アタリがあったときに「ジー、ジー」と音が鳴ります。
この音によって、夜間でもアタリを見逃さずに済みます。

引き寄せるときのポイントは、竿の弾力を使ってゆっくり引き寄せることです。
イカが引けばそれに合わせて糸を送り、止まったらまた引き寄せるようにしましょう。
これを繰り返し、ゆっくりとイカを騙しながら引き寄せるのがヤエン釣りのコツです。

もしイカが餌を放した場合は、慌てずにそのまましばらく待ってください。
餌の近くにイカはいるので再度餌に引き寄せられるはずです。

ヤエン投入時のポイントは、ヤエンが水面に到着するまで道糸を離さないことです。
離してしまうと道糸にヤエンが絡んでしまうので気をつけましょう。

ヤエン釣り。2キロのアオリイカの当たりから、捕り込みまでの駆け引きシーン。エサは活けアジ(ヤエン釣り 和歌山 みなべ)

ヤエンの投入からかかった様子、取り込みまでが分かりやすい動画です。

強風時の注意点

強風はヤエン釣りの敵と言われます。
風にラインが引っ張られて、アオリイカのいるところまでアジが潜ることができなくなってしまうからです。

強風時の注意点は、遠投はせずに手前からアジを泳がせるようにすることです。
この方法によって、ラインが風に引っ張られることをいくらか防ぐことができるでしょう。

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ヤエン釣りの道具(タックル)・仕掛け・仕組み

ヤエン釣り

出典:写真AC

ヤエン釣りで必要なタックルや仕掛け、あると便利な持ち物などをお伝えします。

タックル・仕掛けセット

ヤエン釣りで使うタックル・仕掛けセットを紹介します。

ロッド・釣り竿

ヤエン釣りには、軟らかい釣り竿が向いています。
アオリイカを驚かさずに、竿の弾力を利用してヤエンを喰い込ませることができるからです。

ヤエン釣り用に専用設計されたロッドが販売されています。
その中でも特に4〜5m前後、1号〜2号のヤエン用の磯竿をおすすめしています。

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リール

リールは、2500〜3000番のスピニングリールがおすすめです。
普通のスピニングリールでも使えますが、ドラグ調整がやりずらいので、ヤエン専用リールやレバーブレーキリールを使うのがおすすめです。

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【リール】おすすめ人気ランキング6選|選び方・使い方・糸巻きのやり方

ライン(道糸・ハリス)

ラインは、高比重PEラインがおすすめです。
餌となるアジが元気に泳ぎやすく、根がかりしにくいと釣り人の間で評判になっています。
特に置き竿をする方は、PEラインを使用した方がよいでしょう。
0.8~1号の太さのラインがおすすめです。

ハリスは使わずに、道糸にアジを結びつける仕掛けが多いです。

ヤエン

ヤエンにはラインを通すためのループが2〜3つ付いています。
このループにラインを通して、イカの元まで滑らせていきます。
ヤエンはワイヤーの先にカンナ(引っ掛け針)がついており、このカンナを使ってイカを引っ掛ける仕組みです。

イカの大きさに適した長さのヤエンを用意しましょう。
秋イカならSサイズかMサイズ、春イカはLサイズかLLサイズが適切です。
釣れるアオリイカの大きさはまちまちなので、2種類ほどサイズを用意しておくとよいでしょう。

ヤマシタのヤエンは、安くてかかりやすいのでおすすめです。

針(ハリ)

ヤエン釣りで使う針は、餌となるアジを固定するために使用します。
アジはあちこち泳ぐので、糸ヨレを軽減するサルカンつきの針がおすすめです。
針を使わずに、道糸を直接アジの尾に結ぶ方法もあります。

かわせみ針はサルカン付きで、アジが元気に泳ぐことができます。

その他道具・仕掛け

ヤエン釣りでは竿受けを用意するのがおすすめです。
防波堤で釣る場合は普通の竿受けで十分ですが、磯釣りの場合は「ピトン」というステンレスの棒があると非常に便利です。

あると便利な仕掛けは、アジ用のオモリです。
アオリイカは海底近くにいる事が多いので、アジを海底近くで泳がせるのに使える道具です。

このようなオモリを、アジの尻ビレ前にある2本のヒレの前にかけて使用します。

餌(エサ)

餌は活きアジを使うのが一般的です。
アオリイカはマアジよりもマルアジの方に強い嗜好性を示します。

アオリイカが普段食べている、現地で釣った磯の小魚にもよくヒットします。
元気な餌を使うと、よりアタリが多くなるのでおすすめです。

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ヤエン釣りの始め方まとめ

ヤエン釣り

出典:写真AC

いかがでしたでしょうか?

今回、釣りラボでは、「ヤエン釣りの始め方|アオリイカ・仕掛け・仕組み・竿・時期【初心者必見】」というテーマに沿って、「ヤエン釣りとは?」「ヤエン釣りのやり方」「ヤエン釣りの道具(タックル)・仕掛け・仕組み」といったことをご紹介してきました。

他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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監修者:釣りラボ編集部

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