簡単ノット(フィッシャーマンズノット改良)は、その名の通りとても簡単なPEラインとリーダーの結束方法です。今回、釣りラボでは、そんな簡単ノットの結び方・コツだけでなく、その他の超簡単かつ最強のノットや、難しいノットを簡単に結ぶ方法をご紹介します。
簡単ノット(フィッシャーマンズノット改良)とは?
フィッシャーマンノッド改良(簡単ノット)とは、シーバスルアーフィッシング用の道糸(PE)とリーダーを簡単に結ぶことのできる方法です。
簡単ノットはPEラインとリーダーの結束方法
今主流となりつつあるPEラインは、ルアーフィッシングに限らず、船釣りや投げ釣りなどで使用されることが多いです。
利点としては細い号数でも強度が高くて伸びが少ない理由で、小さなアタリも明確に伝わることが多くの使用者を増やした大きな理由です。
そんなPEラインですが弱点も存在します。
それは傷やこすれに弱い点です。
その弱点を補強するためにリーダーと呼ばれるこすれに強いフロロカーボンラインやナイロンラインの結束が必要になってきます。
そこで用いられる簡単な結び方が、フィッシャーマンズノット改良(簡単ノット)です。
簡単ノットのメリット
簡単ノットにはメリットがいくつか存在します。
その中でも主要なメリットをご紹介します。
結び方が非常に簡単である
ひとつ前のフィッシャーマンノットよりは多少複雑になりましたが、それでも簡単という部分が大きなメリットです。
最初は時間がかかるかもしれませんが、他の方法に比べても容易なために慣れるスピードも早いです。
強度が比較的高い
簡単ノットは、似たような他のノットよりも強度が高く、5kgの負荷に耐えることも可能です。
ちなみに前のフィッシャーマンノットは、3〜4kg程度までしか耐えることができなかったことを考えると、大きく改良されたといえるでしょう。
簡単ノットのやり方(動画付き)
フィッシャーマンズノット改良(簡単ノット)の方法を、順番に説明していきます。
以上で完成です。
わかりやすい動画も添付しておくのため、解説に従ってゆっくりとノットを作成してみましょう。
巻き回数によって強度は変化する?
簡単ノットのやり方で説明した、ステップ4の箇所の10回の巻き数を増やすことによって強度を向上させることが可能です。
大きな変化はありませんができる限り多めに巻いておくほうが安全でしょう。
フィッシャーマンズノット改良においては、10回が平均的な巻き回数であると言われています。
その他の「超簡単」で「強度が強い」ノットをご紹介
フィッシャーマンズノット改良の他にも、簡単なノットはいくつも存在します。
フィッシャーマンズノット改良だけでなく、他のノットも習得しておくと応用力が高くなり、その条件にあった適切なノットを選択することができます。
簡単なノット1:10秒ノット
10秒ノットは、名前の通り10秒で結ぶことのできるノットです。
フィッシャーマンズノット改良よりも簡単に結ぶことが可能ですが、耐久力では劣ります。
ただ、10秒ノットでも十分であると判断した場合には、10秒ノットを選択すると良いでしょう。
次に作り方を説明します。
簡単なノット2:トリプルサージェンスノット
こちらも10秒ノットと同様で、簡単に結べるノットです。
アジングやメバリングなど比較的小さな魚を狙う際には適切な結び方であると言えます。
作り方は簡単です。
簡単なノット3:トリプルエイトノット
簡単かつ強度の高いノットです。
海外では「シーガーノット」としても有名であり人気の結び方です。
簡単なノット4:SFノット
他のノットに比べて難しいノットですが、強度が優れているために比較的に大物を狙う方はこのノットがおすすめです。
非常にポピュラーなノットなため、覚えておくと良いノットでもあります。
難しいノットを簡単に結ぶ方法は?
簡単なノットもあれば難しいノットも存在します。
難しいノットであればその分耐久力に優れているために大型の魚を釣りあげようと考えている方は難しいノットの結び方も覚えておきましょう。
FGノットの簡単な結び方
FGノットは、シーバス釣りなどで特に活躍する結び方です。
指にPEラインを巻き付ける方法がありますが、難易度が高く、簡単に結びたいのであれば、このやり方を覚えるのはあまりおすすめできません。
ラインを指に巻き付けたり外したりと作業に時間がかかり、捨て糸が多く出てしまうため指に巻きつける方法はやめましょう。
SCノットの簡単な結び方
SCノットは、新潟の漁師さんが考案した素早く結ぶことができ、強度も高いノットです。
簡単に結ぶコツは、二つ折りにしたPEラインをリーダーに巻き付け締めるだけの作業なため、難しく考えるのではなく気楽に考えるようにしましょう。
PRノットの簡単な結び方
マグロなどの大物に対応するためのノットです。
簡単に結ぶコツとしては、まずエイトノットでコブを作ることが重要です。
そして、スプールを回し、リーダーとPEラインをより合わせていきます。
巻き付けた長さと同じくらい折り返し、軽く押さえたら、リーダーを両手で張りながら、ゆっくり締めていきます。
PEラインが重ならないように巻き付け、リーダーとPEラインにハーフヒッチを繰り返し行います。
この手順でやれば、比較的簡単に結ぶことができます。
簡単に結べるノットのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「簡単ノット(フィッシャーマンズノット改良)の強度や結び方を徹底解説!その他の簡単なノットもご紹介」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。