ダンゴ釣り(紀州釣り)の釣り方攻略!釣れる魚や餌の配合方法・作り方もご紹介!

ダンゴ釣りとは、クロダイなどを狙える人気の方法です。様々なブログで自作配合が紹介されていますが、効果が高いダンゴはどうやって作れば良いのでしょうか?今回、釣りラボでは、ダンゴのおすすめの配合方法や釣り方のポイントを解説していきます!

釣り餌
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ダンゴ釣り(紀州釣り)とは?

チヌ

出典:写真AC

ダンゴ釣りとは、江戸時代の紀州藩士たちが鍛錬のために行っていたクロダイ(チヌ)釣りを起源とする、紀州釣りとも呼ばれるクロダイ釣りのことで、クロダイの習性を利用した合理的な釣りとして、現在でもクロダイ釣りの最強メソッドと言われています。

食わせのオキアミを硬く握ったコマセダンゴで隠し、わずかにウキ下を水深より浅くして投入、底に沈んだダンゴに餌取りが群がり、つつかれる間にダンゴが割れ、隠していた食わせがポンと飛び出し、その食わせにクロダイが食いつくという釣りです。

ダンゴ釣りで釣れる魚・狙える魚

ダンゴ釣りは、クロダイをターゲットとした釣りではありますが、クロダイ以外にも様々な魚が釣れます。

  • マダイ
  • メジナ
  • カサゴ
  • メバル
  • カワハギ
  • ボラ
  • シマダイ
  • アジ
  • アイゴ
  • ベラ
  • フグ

など、その場にいるあらゆる魚が釣れる可能性があります。

ダンゴ釣りにおすすめの素材・エサ

ダンゴ釣りに使うダンゴの材料は、様々ですが、大きく分けて、ダンゴのベース材となるものと集魚効果を付与する集魚材があります。
それらを混ぜ合わせたものを硬く握りしめてダンゴを作ります。

おから

おからは、豆乳を搾った際の大豆の搾りカスです。
ダンゴのベース材としてよく使用される材料ですが、必須というわけではありません。
乾燥していないおからを使用する場合は全体の水分に気をつけましょう。

米ぬか

米ぬかは、ダンゴのベース材として、材料の50%くらいを占める大変重要な材料で、これがないとダンゴは作ることができません。
ダンゴをまとめる粘着剤、さらには海中での煙幕効果を付与するものとして無くてはならない材料です。

砂は、海底まで確実にダンゴを届けるウエイトの役目を果たす不可欠の材料です。
水深や、ダンゴを投入するポイントまでの距離に応じて、砂の粒径や比重を使い分ける必要がありますが、園芸店でっているような、ふるいによって分けられていて、砂の粒径がそろっているものを使用すればよいでしょう。

さなぎ粉

さなぎはクロダイが非常に好む餌ですが、ダンゴ釣りでは粉末にしたものを使用します。
嗜好性を上げることと、バラケの促進の効果があります。
比重が軽いため、入れすぎると沈みにく、着底する前に割れてしまうダンゴになってしまいます。

押し麦

押し麦はチヌが非常に好むエサですが、ダンゴに混ぜることで割れの促進、割れた後に押し麦が海中を漂うことによる視覚効果もあります。

エビ類

アミエビ、オキアミ、シラサエビ等などの甲殻類は強烈な集魚効果を持った添加材となります。
チヌの嗜好性は爆上がりですが、エサ取りの猛攻になることも必至ですので、添加量には充分に注意する必要があります。

集魚剤

集魚効果を高めるため、およびダンゴの硬さやバラけやすさ、バラけにくさを調整し、理想のダンゴを作るため、水分を極力含まない様々な集魚剤が販売されています。
魚粉や小麦粉、コーングリッツ、オキアミ乾燥粉末、液状アミノ酸などがあります。
水分を含まない集魚剤については保存がきくため便利です。

ダンゴを作る際に集魚材を添加する量や割合については、どの程度の力で何回握るのか、投入してからどの程度の時間でダンゴが割れるようにすれば良いのかといった加減が重要ですが、投入ポイントとなる場所の水深や潮の流れにも左右されるため、大変難しく、経験が必要です。
色んなパターンを試して、体で覚えるしかありません。

ダンゴの作り方・自作配合

紀州釣りに使うダンゴの基本的な配合とダンゴの作り方について説明します。
ダンゴのレシピや配合は人それぞれで、どれが正しいというものではありません。
自分なりの配合を色々試し、状況に応じていくつかパターンを用意しておくのが賢いダンゴの使い方です。

ダンゴベースを作る

ベースとなる米ぬか、砂に、集魚材としての押麦、さなぎ粉、アミエビを使ったダンゴの場合、体積比でおおよそ米ぬか5、砂1、さなぎ粉1、押麦少量を混ぜます。
米ぬかは全体をまとめ、煙幕効果と集魚効果を持ち、砂はウエイトとバラケやすさの付与を、押麦は嗜好性UPとクロダイの足止め効果を担います。
アミエビは圧倒的な集魚効果がありますが、餌取りも集めてしまうので、予め混ぜることはせず、現場で状況を見て最後に混ぜます。

ダンゴの質に偏りが起きないよう完全に均一になるまで混ぜます。
均一に混ざっていない状態でダンゴを握ってしまうと、着底前に壊れてしまうダンゴになったり、割れないダンゴになったり、質が安定しません。

ダンゴを握る

ベースとなる材料を完全に混ぜたらバッカンに入れで現地入りします。
現地の状況で、エサ取りが多いようであればアミエビは使わず、海水を少しずつ添加しながらよく混ぜます。
アミエビを使う場合は、アミエビの水分を考慮して、海水の添加を極力減らします。

ダンゴの硬さは、海中に投入して約1分で割れる程度に調整します。
水分が多すぎると海中で割れず、少すぎると着底前に割れてしまいます。
硬く握りしめて丸く成形します。

食わせを包むダンゴの他に、最初に撒いて釣り場を作る用のダンゴもいくつか握っておきます。

刺し餌も使う

挿しエサはオキアミを基本としますが、状況に応じてコーンや「ボケ」と呼ばれることの多い、スナモグリという、シャコに似た小さな甲殻類を使うこともあります。
いずれも付け方は針が隠れるように刺し、ダンゴの中心に来るように位置を調整して握ります。

【チヌ釣り】紀州釣り自作ダンゴ材の配合例【ウキダンゴ釣り】【激安】

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ダンゴ釣りに必要な道具・タックル

チヌ

出典:写真AC

ここからはダンゴ釣りに必要なタックルを紹介して行きます。

ダンゴ釣り向けロッド

ロッドはチヌ竿を使用します。
細めのチヌ竿(1号若しくは1.5号)を使い、感度優先のロッド選びをします。
先径は必ず1mm以下のものを使いましょう。

【宇崎日新】波動チヌ 1号 5306

先径0.7mmの細いティップが小さなアタリも逃さず捉えます。
5.3mのレングスがありながら、自重175gの軽量ロッドです。

ダンゴ釣り向けリール

リールは、2500番程度の汎用スピニングリールで良いでしょう。
ドラグ性能の良いものを選びましょう。
また、クロダイ釣り専用リールとして、ドラグの代わりにレバーブレーキでラインの出し入れをコントロールするタイプもあります。

ストラクチャーや障害物が多く、ロッドを伸されるほどのパワーファイトを余儀なくされるような時は、レバーブレーキ式リールをおすすめします。

【シマノ】ラリッサ 2500DXG

レバーブレーキ式のスピニングリールの中でもコスパの中でも良いエントリークラスのモデルです。
力負けしてロッドを伸された際、レバーを緩めればスプールの固定が解除され、瞬間的にラインを出し体勢を立て直すことができます。

ダンゴ釣り向けライン

ラインはナイロンライン2号若しくは3号が標準です。
ダンゴ釣りの仕掛けは、ウキ下を水深と合わせる半遊動式ウキ仕掛けを使います。
水深と同じラインの場所にウキ止め糸を2個つけます。

ひとつは水深と合わせた位置に、もうひとつはそれより10cm程度上につけます(目印用として)。

【サンライン】クインスター 600m 3号 クリアー

古くから親しまれているスタンダードなナイロンラインです。
巻グセがつきにくい、コスパ充分なラインとして、頻度よく巻き替え、常に新しいラインを使いましょう。

ダンゴ釣り向け浮き(ウキ)

ダンゴ釣りにおいて、ウキは大変重要なアイテムです。
感度重視で、視認性に優れるものを選びましょう。

【釣研】BMウキ ST 1号

小さなアタリも確実に捉える感度と視認性の良さを兼ね備えた、ダンゴ釣りに非常に向いたウキです。
トップにはケミホタルの装着も可能です。

市販の配合エサ(ダンゴ)

市販の配合エサもたくさん売っています。
単体で用いるのではなく、押麦やさなぎ粉、小麦粉や米ぬか、砂などを混ぜながらいろんな配合を試すのが良いでしょう。

【マルキュー】速戦爆寄せダンゴ

4kg入りのダンゴ釣り用材料です。
単体で用いることも出来ますが、煙幕効果を付与するもの(小麦粉など)を配合するのも良いでしょう。

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ダンゴ釣りの釣り方

チヌ

出典:写真AC

ダンゴつりをはじめる前に、予め握っておいたダンゴを10個程度投げておき、ポイントを作っておくと良いでしょう。
エサ取りが多いときは、餌取り用のダンゴを足元に打っておき、本命用はやや遠投するなどして、分断する工夫も必要です。

ウキ下は、水深よりわずかに短くしておき、ダンゴが着底した時にウキのトップがわずかに水面から出る程度が理想です。
1分くらいしてダンゴが割れるとウキが定位置に浮き上がります。
アタリは、非常に小さなモソモソとしたものが多いでしょう。

そんな時は聞きアワセをしてみて、重さを感じたら大きくロッドをあおり、フッキングさせます。

だんご釣りでウキを見ながら黒鯛を待つ楽しい休日♪

ダンゴ釣りにおすすめの地域

ダンゴ釣りの盛んな地域は和歌山県北部を筆頭に、静岡県東部、沼津市、三重県南勢地区、大阪湾一帯、神奈川県平塚新港、早川港、城ヶ島などがあります。
これらのポイントは、夏場は落とし込み釣りの好ポイントとなります。

潮通しの良い、長い堤防があるところはすべからくポイントとなりますが、荒れやすい場所はあまり向きません。

ダンゴ釣りのポイント・コツ

ダンゴ釣りのポイントは、ダンゴが割れるまでの時間を1分前後にすることです。
早すぎるとクロダイに食わせ餌を食わせる前にエサ取りにやられてしまいます。

遅すぎると煙幕も出ず、クロダイを寄せられません。
着底後1分で割れるダンゴを目指して握り方や配合をコントロールすることがコツです。

ダンゴ釣りの注意事項

ダンゴ釣りは、過剰に撒かれると海底に堆積し、ヘドロとなり海を汚してしまう恐れがあるため、公営の海釣り施設や一部の漁港などではダンゴ釣りが禁止されていますので、事前に必ずチェックしておく必要があります。

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ダンゴの釣りのまとめ

チヌ

出典:写真AC

いかがでしたでしょうか?

今回、釣りラボでは、「ダンゴ釣り(紀州釣り)の釣り方攻略!釣れる魚や餌の配合方法・作り方もご紹介!」というテーマに沿って、

  • ダンゴ釣り(紀州釣り)とは?
  • ダンゴ釣りに必要な道具・タックル
  • ダンゴ釣りの釣り方

といったことをご紹介してきました。

他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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監修者:釣りラボ編集部

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