エギングは、ルアーの一種である「餌木」を使用した釣り方のことで、アオリイカを釣る方法として人気です。そんなエギングの上を行く「餌巻きエギング」という釣り方をご存じでしょうか?今回、釣りラボでは、餌巻きエギングについて徹底解説をしていきます。
そもそもエギングとは?
![エギング](https://tsuri-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/57ca351c5ce35b164835c806d57753fd-1024x768.jpeg)
エギングとはどういった釣りかご存知でしょうか?
エギングは、簡単に言うとイカをルアーで釣る釣り方のことです。
日本に古くから漁具として用いられていた餌木(エギ)というルアーを使います。
ルアーの動かし方が特徴的な釣りで、エギをしゃくってアピールしイカにエギを抱かせて釣るというのが基本的な狙い方になります。
メインターゲットとなるのはアオリイカですが、コウイカやケンサキイカ、ヤリイカも狙うことが可能です。
エギングはロッド・リール・エギがあれば始められるため、初心者の方でも気軽に挑戦しやすい釣りの1つと言えます。
なにより、食べて美味しいという魅力的なターゲットですので、釣って食べるまでの楽しみを味わうことができます。
餌巻きエギングとは?
![エギング](https://tsuri-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/9d08bbe2224027e4fa80f7c97a3aee6b-1024x683.jpeg)
それでは、実際に餌巻きエギングについてご紹介します。
餌巻きエギングとは名前の通り、エギに餌を巻いてイカを釣る釣り方のことです。
邪道エギングとも呼ばれるこの餌巻きエギングですが、実際に釣果はどれくらい変わるのでしょうか?
結論から言えば、非常に釣果をアップさせることができます。
もし、エギング初心者で、なかなかイカを釣り上げることができないというのであれば、特にこの餌巻きエギングはおすすめの釣り方になります。
餌巻きエギングで狙えるイカの種類は、ケンサキイカ・ヤリイカ・スルメイカなどの筒イカ系がメインになります。
もちろん、アオリイカやコウイカなども狙うことが可能です。
餌巻きエギングにおすすめのエギ2選
![ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギーノ もぐもぐ サーチ 3.2 #005 ケイムラキビナゴ 611939](https://m.media-amazon.com/images/I/31Nv5nNaxjS._SL500_.jpg)
では、実際に餌巻きエギングで使うのにぴったりのおすすめのエギをご紹介します。
【キーストン】早福型 邪道編 3.5号 V1
餌巻きエギングの定番ルアーであるキーストンの邪道エギ。
カラーバリエーションも豊富で、餌巻きエギングをするなら1つは持っておきたいルアーです。
【ヤマシタ】エギーノもぐもぐサーチ
ヤマシタの餌巻き専用エギ。
餌の取り付けがしやすいバンドが搭載されており、簡単に餌を交換できるようになっています。
サイズは餌のキビナゴが収まりやすい3.2号とこだわって作られています。
餌巻きエギングで使う餌
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餌巻きエギングでは、どのような餌が使われるのでしょうか?
代表的な人気の餌をご紹介します。
餌巻きエギングにおすすめの餌1:ササミ
他の釣りでも餌の定番である鳥のササミ。
餌巻きエギングの餌としても万能です。
餌巻きエギングにおすすめの餌2:アジ
イカの大好物であるアジも代表的な餌の1つです。
餌巻きエギングにおすすめの餌3:キビナゴ
キビナゴは、エギのサイズと近く餌の取り付けがしやすいので、餌巻きエギングにおすすめです。
餌巻きエギングの餌のポイント
![エギング](https://tsuri-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/766ab873201813692a7f3b1cb1b1b6a7-1024x783.jpeg)
餌巻きエギングに使う餌のポイントは「塩漬けをする」ということです。
ササミ・アジ・キビナゴとおすすめの餌を紹介しましたが、どの餌も塩漬けするというひと手間を加えてあげるようにしましょう。
塩漬けをすることで余分な水分が抜け、身がしっかりし餌持ちが良くなります。
何度も餌を交換する手間がなくなるのでおすすめです。
餌巻きエギングの餌の付け方
![エギング](https://tsuri-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/f63aff0189581e2f13f41b924fb9f565-1024x683.jpeg)
餌巻きエギングの餌の付け方はとてもシンプルで簡単。
エギに付いているワイヤーを外し、エギの背中に餌をのせ、カンナのついた尻尾側からワイヤーを巻きつけていくだけです。
最後におもりの部分に余ったワイヤーを巻いて固定したら完成です。
動画で見ると分かりやすいと思うので参考にしてみてください。
餌巻きエギングの釣り方・コツ
![エギング](https://tsuri-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/fe8c8d270a4ef44d00c73e72a2e08bf9-1024x683.jpeg)
餌巻きエギングの釣り方は、エギを投げて着底させてしゃくるという基本の動作でOKです。
コツとしてはあまりエギを激しくしゃくらず、少しゆっくりな動きを意識するといいでしょう。
餌の効果でイカの方から近づいてきてくれることも少なくないので、着底後にすぐにしゃくらず待っておくというのも有効な方法です。
餌巻きエギングは餌巻きテーラーよりも釣れる?
![KEYSTONE(キーストン) ルアー エギ 早福型/邪道編 イエローグローグリーン 3.5号 V1](https://m.media-amazon.com/images/I/319dD3OLjqL._SL500_.jpg)
餌巻きエギングと同じような釣り方として、テーラーに餌をまいて釣る餌巻きテーラーというものもあります。
餌巻きエギングと餌巻きテーラーのどちらが釣れるのかは明確には分かりませんが、手返しや効率の良さの部分だけ見れば、狙いたいポイントが狙いやすく、探りたい層も自由に変えられる餌巻きエギングがおすすめと言えるでしょう。
なお、エギやテーラーではなくスッテに餌をまいて釣るという方も中にはいます。
どれが良いかわからないという方は、一度それぞれ試してみても良いかと思います。
エギングの基礎知識
![](https://tsuri-labo.jp/wp-content/uploads/2020/07/2414599_m-1024x683.jpg)
最後に、エギングに関してその基礎的な知識をおさらいしておきましょう。
ここでは、おすすめの時期、スポット、釣り方、道具・タックルをご紹介します。
エギングの時期・時間帯
エギングにおすすめの時期は春(3~6月)と秋(9~11月)です。
春シーズンは「春イカ」と呼ばれる産卵前の大きい固体を狙うことができます。
秋シーズンになると夏に孵化したイカが成長し、活発に餌を食べる時期になります。
釣りやすさでいうと、秋シーズンの方が餌を活発に捕食するため釣りやすく、数も多く釣れます。
ですので、初心者の方であれば秋にアオリイカを狙ってみることがおすすめです。
エギングにおすすめの時間帯は、朝マヅメと夕マヅメが狙いやすいと言えるでしょう。
アオリイカは夜行性なので、夜でも狙うことができます。
夕マヅメ~夜にかけての釣行であれば効率よくアオリイカを狙うことができますよ。
エギングにおすすめの場所・スポット
エギングは漁港や堤防、磯やサーフなど様々な場所から狙うことができます。
場所を決めるときに覚えておいてもらいたいポイントは、「潮通しが良い」「海藻やストラクチャーがある」「墨跡がある」「ベイト(小魚)がいる」の4つです。
エギングにおすすめの場所は、潮通しが良く捕食対象となるアジなどがよく釣れる場所です。
海藻帯などに好んで生息するため、そういった場所もアオリイカを狙いやすいスポットと言えるでしょう。
墨跡が多く残っているような場所であれば、イカが釣れている実績の高いポイントになりますので釣り場に着いたら周りを気にして見てみるようにしましょう。
エギングの釣り方
エギングの釣り方は「しゃくる」という動作が基本の動きになります。
まず最初はエギを投げたらフォールさせて着底させてみましょう。
着底したらロッド上に動かしエギをしゃくります。
しゃくり方にもいくつか種類がありますが、基本となるのは2回しゃくるというやり方です。
2回しゃくってエギをフォールさせる、2回しゃくってフォールさせる、慣れるまではこの動作を繰り返して練習してみてください。
フォール中に違和感を感じたときはイカがエギを触ったり抱いている可能性があるので、ロッドをあげて合わせることも心がけましょう。
エギングにおすすめの道具(タックル)・仕掛け
エギングにおすすめの道具(タックル)・仕掛けをご紹介します。
エギングに必要な道具は、ロッド・リール・ライン、そしてエギです。
エギングロッド
まずロッドは8~8.6ft程度の長さで、M(ミディアム)程度の硬さがおすすめです。
エギングはエギをしゃくる操作性やアタリをとる感度も重要になってきますので、エギングに適した専用ロッドを選ぶようにしましょう。
エギングリール・ライン
エギングで使用するラインは0.6~0.8号のPEラインがメインとなります。
最低でも150m程度は巻いておきたいので、巻くラインに対応できる2500~3000番台のリールを選ぶようにしましょう。
エギ(ルアー)
時期にもよりますが、エギは3~3.5号のサイズを使うことが多くなるので持っておきましょう。
カラーはアピール系・ナチュラル系・グロー系・ケイムラ系などがあります。
濁りの強い時や天候の悪い時はアピール系、海が澄んでいるときや活性の低い時はナチュラル系、夜はグロー系、日中はケイムラ系など状況に応じて使うエギを選びましょう。
餌巻きエギングに関するまとめ
![エギング](https://tsuri-labo.jp/wp-content/uploads/2020/09/9d08bbe2224027e4fa80f7c97a3aee6b-1024x683.jpeg)
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「エギに餌を巻く「餌巻きエギング」とは?餌の付け方や釣り方のコツを解説【邪道】」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
もし、釣りに関してまだ知りたいことがあれば、サイト内検索をご利用いただくか、ぜひ関連する他の記事をご覧ください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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