特に船釣りや大物狙いの釣りにおいて大活躍の電動リールですが、バッテリーには寿命があり、買い替えが必要になります。今回釣りラボでは、そんな電動リール用バッテリーについて、選び方やおすすめ商品、交換方法などを詳しく解説していきます。
そもそも電動リールとは?
電動リールとは、名前の通り電動のリールのことで、モーターを使ってリールを巻き取る機械を指します。
船釣りで使われ、水深の深いフィールドや大型魚をターゲットとする場合に役立ちます。
電動リールのバッテリーの寿命
電動リールを動かすには、バッテリーが必要です。
しかしバッテリーは消耗品なため、寿命が来たら交換しなければなりません。
通常、電動リールのバッテリーは3~5年で使えなくなります。
また、バッテリーは電動リールを使わないときでも、半年~1年に1回は充電する必要があります。
バッテリーは自然放電するので、充電がカラのままだと動かなくなってしまい、寿命を縮めることにつながります。
定期的に充電をしてフル充電を保てば、バッテリーの寿命が延びるでしょう。
電動リールのバッテリーの選び方
それでは、電動リールのバッテリーの選び方についてご紹介します。
選ぶポイント1:バッテリーの種類
バッテリーには、次の2つの種類があります。
鉛バッテリー
鉛バッテリーは大型のバッテリーで、自動車などにも使用されています。
リーズナブルな価格ですが、容量は十分あります。
電動リールを始めたいけれど、これから先何回使うかわからないという初心者の方におすすめです。
デメリットは、大型で重量があるため持ち運びが大変、リチウムバッテリーと比べ電圧が低い、寿命がやや短いという点です。
リチウムイオンバッテリー
軽量で小型のバッテリーです。
持ち運びが非常に楽で、電動リールに直接接続できる製品もあります。
鉛バッテリーよりも電圧が高く、電動リールのパワーを最大限に出すことができ、鉛バッテリーよりも長持ちするという特徴があります。
ただし鉛バッテリーと比較すると、高額で倍以上の価格のものもあります。
電動リールでパワフルな釣りをしたい、電動リールを使う頻度の高い方におすすめです。
選ぶポイント2:バッテリー容量
バッテリーにどれだけの容量が必要になるかは、水圧・ターゲットとする魚種・使用する仕掛けの重さなどによって異なります。
一般的には、10ah(アンペアアワー)あれば一日使うことができ、半日程度の場合は10ah以下でも大丈夫です。
大型電動リールを使う場合は、もう少し容量が大きいものを選びましょう。
選ぶポイント3:バッテリーの電圧
電動リールの多くの製品は12V対応です。
バッテリーの電圧は、鉛バッテリーは12V程度、リチウムバッテリーは14~14.8Vなので、電動リールの使用には問題ありません。
ただし、電圧は低すぎると電動リールのパワーが出せず巻き上げスピードが遅くなります。
逆に、高すぎると発熱して電動リールの電子部品が故障する恐れがあります。
適切な電圧を選ぶようにしましょう。
選ぶポイント4:バッテリーの防水機能
電動リールは船釣りで使用するので、ある程度の防水性があるものが望ましいです。
鉛バッテリーの場合、防水性のある専用カバーが付いている製品を選ぶとよいでしょう。
リチウムバッテリーは、本体自体に防水加工されているものも多いです。
専用のケースもありますが、防水ケースを自作する方もいます。
中には車やバイク用のバッテリーを流用している方もいらっしゃいますが、そのようなバッテリーは防水性がないものが多いため、水かかかって壊れてしまう危険があります。
電動リールには、専用のバッテリーを使うことをおすすめします。
【2024年最新】電動リール用バッテリーおすすめ人気11選
それでは、おすすめの電動リール用バッテリーをご紹介します。
【ハマジュン】ダイワシマノ電動リール用互換バッテリー
500mlのペットボトルよりコンパクトなリチウムイオンバッテリーを採用したアイテムです。
7000mAhが僅か「490g」と圧倒的な軽さを実現しており、ストレスなく持ち運びが可能です。
また、携帯性だけではなく「過充電保護」「過放電保護」「過電流保護」「短絡保護」「充電過電流保護」など、さまざまな安全機能を搭載しているため、ビギナーの方でも安心して扱うことができます。
【ダイワ】タフバッテリー12000
抜群のスタミナを誇る「12Ah」に設定されたダイワ製のタフバッテリーです。
10,000円台前半と安価ながら、バッテリーの他に持ち運びに便利なキャリーバッグや専用充電器が付いており「コスパの高い」アイテムとなっています。
また、専用充電器には「逆接警告機能」が搭載され、「せっかく充電したのにできていなかった」などを防止してくれます。
【八洲電業】FCB14.8V15A
釣り用モバイルバッテリー
Fishing CUBE Black 14.8V 15Ah 【FCB14.8V15A】は、フィッシングバッテリー専門メーカーである八洲産業から発売された、大容量小型モバイルバッテリーになります。
しっかりとしたウォーターシーリングが施され、適切なコンデンサの採用で、パンクや過電流によるリールモーター焼き付きを防止しています。
こんな人におすすめ
- 長時間の釣りをする方で、バッテリー交換や充電時間を減らしたい方
- 電動リールをよく利用する方で、過電流やリールモーター焼き付きを防止したい方
【ダイワ】スーパーリチウム 11000WP-C 充電器付き
安心の国産リチウムバッテリー
ダイワから2017年発売の電動リール用DCバッテリーです。
スーパーリチウム 11000WP-C 充電器付きは、安全使用上で一番大事な国内製造リチウムバッテリーです。
発火火災の恐れなく、安心して使用頂けます。
容量も11AHですので、並列接続であれば中型までの電動リールは2台掛けでも1日楽しむには余裕を持てる容量です。
専用充電器のセット販売ですので、こちらも安全に使用する事が出来ます。
こんな人におすすめ
- 釣りを長時間楽しみたい方
- 釣りが好きで電動リールを持っている方
【ハピソン】YQ-105 電動リール用バッテリー コンパクト
釣りに最適なコンパクトバッテリー
2020年度、ハピソンから発売の電動リール用コンパクトバッテリーです。
製品の最大の特長として、腰巻ベルト付属により体に固定したまま船内を自由に動き回れる設計にあります。
コンパクト設計にも関わらず、一般的な中・小型電動リールに使用し、半日釣行時でも電池残量はまったく問題ナシです。
バッテリー容量から計算すると、3日間は使用出来ることになります。
また、動画撮影やスマホの充電用にUSBポートも搭載されていますので、貴重なワンシーンも余さず撮影可能です。
こんな人におすすめ
- 長時間の釣りをする方
- 電源の心配なく快適に釣りをしたい方
【ハピソン】リチウムイオンバッテリー
信頼と実績が高い「ハピソン製」のリチウムイオンバッテリーです。
大容量「12.6Ah」高出力「20A」に設定されており、小型リールはもちろんのこと大型リールにもしっかりと対応してくれます。
また、サイズが「約110×220×330mm」とコンパクトで軽量なので、荷物に制限があるときや収納スペースに限りがある場面で便利です。
専用充電器と非常用電源として使えるUSBポートが標準装備されています。
【ROVENDA】バス フィッシングフローター FF-6
50,000円を切る低価格帯ですが機能・デザイン性ともに優れたフローターです。
先端両端が尖った形状を採用したことにより、水の抵抗を低減さえ直進性を向上させています。
そのため、アングラーの機動力が上がり自然と釣りの効率を良くしてくれるでしょう。
また、標準で収納ポーチが装備されており、さまざまな道具や飲食類を入れることができます。
コスパ抜群のモデルなので、特にビギナーの方におすすめのフローターです。
【Vinteky】電動リール用DN-1700NS パナソニックセル内蔵
リチウムバッテリーで、バッテリーの残量が一目でわかるディスプレイがあります。
小型・軽量で本体にベルトも付いており、持ち運びに便利です。
2020年に販売開始されました。
【シマノ】電力丸10Ah
サイズが182×90×H100mmとコンパクトで軽量なので持ち運びに便利なアイテムです。
携帯性だけではなく10Aと大容量でハイパワーも伴い、使い勝手抜群であらゆるシチュエーションで大活躍間違いないでしょう。
カラーはホワイト+オレンジカラーを採用したことで視認性が高くなっており、夜間や薄暗いマズメ時にも効率良くスムーズな作業が可能です。
【Hooters】PVC V型 フローター F-V145B 熱溶着モデル
キールが長く直進性抜群、ビギナーの方でも動きやすいV型フローターです。
全長「145㎝」幅「115㎝」とやや大きめに設定されたことにより、安定した泳ぎが魅力となっています。
また、フローターの素材には耐久性が高い丈夫な「PVC生地」が採用されているため破損を大幅に軽減します。
両サイドにサイドポケットが搭載され収納力も抜群なモデルです。
【カーメイト】フロートボート Z1
安定性が高くクオリティの高い作りが特徴のモデルです。
安定した動きをするため直進性も高く、ストレスのない釣行を可能にしてくれます。
使用しないときはコンパクトに収縮できる仕様となっており収納に便利な点も魅力の一つです。
視認性の高いレッドカラーを採用しているため、遭難した際も見つけてもらいやすくなります。
電動リール用バッテリーの使い方・交換方法
電動リール用バッテリーの使い方は、電動リールに付属している電力供給用コードを使ってバッテリーにつないでいきます。
接続方法は、まずバッテリーの+端子にコードの+(赤色)、-端子にコードの-(黒色)をつなぎます。
最後にバッテリーのスイッチをONにして通電を確認すれば終了です。
電動リール用バッテリーの処分方法
不要になったバッテリーを処分するには、バッテリーを回収してくれる業者に持ち込む方法があります。
また、シマノやダイワの製品は、リサイクルのためバッテリーを回収しています。
自治体では回収できない可能性があるので、処分方法を確認してみましょう。
電動リール用バッテリーのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2024年最新版】電動リール用バッテリーおすすめ11選!選び方や処分方法も解説」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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