【人気の魚をご紹介】今回、釣りラボでは、エソの特徴、生態、呼び名、生息地、値段相場を徹底解説した上で、味、おすすめのレシピ、人気のお店、釣り方、さばき方などをご紹介します。ぜひご覧ください。
エソとは?その特徴・生態をご紹介
エソはヒョロっとした蛇のような見た目と、鋭い歯が特徴的なお魚です。
広く知られている魚ではありませんが、実は身近な食べ物の原料としても使われているんです。
エソはタチウオやアジなどを狙っている際に釣り上げられることが多く、釣り人はエソをそのままリリースしてしまう場合が多く見られます。
しかしエソは高級魚であり、きちんと調理法を知っていれば非常に美味しく食べられる魚です。
リリースしてしまうのは勿体無いですね。
この記事ではそんなエソの知られざる生態や特徴について解説していきます。
エソの呼び方
エソはどのように呼ばれ、釣り人から親しまれているのでしょうか。
漢字名
エソの漢字表記は「真狗母魚」、「蛇頭魚」、「九母魚」。
そのニョロニョロとした見た目から、蛇という漢字が当てはめられています。
別称・別名
エソは和歌山県では「ゴンナエ」、新潟県の一部では「タイコノバチ」と呼ばれています。
日本国内でも場所によって呼び方がまったく異なるんですね。
英語・外国名
エソの外国名は「Brushtooth lizardfish」です。
lizardfishは直訳すると「トカゲ魚」を意味します。
外国でもエソは蛇やトカゲに例えられることが多いようです。
学名
エソの学名は「Saurida macrolepis Tanaka, 1917」です。
エソの種類
エソの仲間はアカエソ属、オキエソ属、マエソ属、ミズテング属に分けられます。
トカゲエソやワニエソといった種類のものや、ミズテングという少しグロテスクな魚もエソの仲間とされています。
エソの生息地
エソが生息しているのは千葉県から九州南岸の太平洋沿岸、若狭湾から九州南岸の日本海、東シナ海、瀬戸内海です。
幅広い地域の海の水深100メートルより浅い砂地や岩礁に生息しています。
比較的あたたかい海を好み、インドから西太平洋での生息も確認されています。
また、新江ノ島水族館ではエソが展示されています。
立ち寄った際には探してみましょう。
エソの値段・相場価格
鮮魚としての価格は比較的安いエソ。
しかしエソはかまぼこやさつま揚げの原料として使われることが多く、その際は高級魚として取引されています。
特に関西ではちくわなどの加工品に使用されることが多く、冷凍のエソのすり身は1キロ650円ほどの値段で売買されています。
エソを使った料理・食べ方
練り物の原料として使われることが多いエソですが、その身はどんな味がするのでしょうか。
エソの味とおすすめの食べ方を紹介していきます。
どんな味がするの?
上質な白身を持つエソ。
その身はとても上品な旨味を持っています。
一見淡白に見える白身ですが、口に入れるとあっという間に旨味が広がります。
栄養素・カロリー
エソには100g換算あたり約93kcalのカロリーが含まれています。
たんぱく質が多く含まれており、脂質と炭水化物は少ないためヘルシーなお魚と言えます。
またビタミンB12とナイアシンが多く含まれているので、健康にも良い食品となっています。
旬な時期・季節
エソは4月頃の海が温かくなってくる時期から、12月頃まで釣り上げることができます。
最も釣果が上がっているのは8月〜9月の夏頃です。
おすすめ人気のレシピ・調理方法
エソのおすすめの料理法はどんなものがあるのでしょうか。
レシピとともに紹介していきます。
刺身
加工品だけでなく刺身にしても美味しいエソ。
コリッとした食感ととろけるような甘みが絶品です。
こちらのレシピではエソの刺身にシソを添えて綺麗に盛り付けしており、高級感のある見た目に仕上がっています。
エソを刺身にして食べる際に一つ気をつけなければならないのが寄生虫です。
エソを捌く際には身に寄生虫が付いていないか目視でしっかりと確認を行いましょう。
蒲鉾(かまぼこ)
高級かまぼこの原料としても使われているエソ。
作るのが難しそうに思う人も多いかまぼこですが、こちらのレシピなら家にあるもので簡単にエソのかまぼこを作ることができます。
高級感のある味を家で楽しめるなんて贅沢ですね。
さつま揚げ
エソの人気レシピとして欠かせないのがさつま揚げなんです。
こちらのレシピではエソのすり身に人参とジャガイモを加えてさつま揚げを作っています。
他にも自己流で様々な野菜を加え、アレンジを楽しむのも良いかもしれません。
エソを楽しめる人気のお店・レストラン
もちろんエソはレストランや居酒屋でも味わうことができます。
こちらの居酒屋ではエソのすり身揚げを提供しています。
お酒のアテにぴったりのお料理ですね。
エソにおすすめの釣り方・仕掛け・タックル
比較的浅い場所に生息しているエソは、サーフや堤防から狙うことができます。
ヒラメ狙いのルアーフィッシングやライトショアジギングでの釣果も多く報告されています。
エソを狙う際にはどのようなタックルを使用するのが有効なのでしょうか。
エソ釣りにおすすめのタックルを紹介していきます!
エソ釣りにおすすめの釣竿・ロッド
それでは、エソ釣りにおすすめのロッドを紹介していきます。
【ダイワ】ショアジギングロッド スピニング ジグキャスター 97MH
ショアジギングに特化したこちらのロッドは、釣り人からの評価も高く信頼できる一本です。
遠投性やしゃくりやすさも申し分なく、様々な魚に対応できるため持っていて損はない商品となっています。
エソ釣りにおすすめのリール
続いて、エソ釣りにおすすめのリールを紹介していきます。
【シマノ】17 サハラ 4000XG
ヒラメ狙いに特化したこちらのリールはエソ釣りにも有効。
安定のシマノ製で値段も比較的リーズナブルなので、初心者でも手に取りやすい一品となっています。
エソ釣りにおすすめのルアー・ワーム
最後に、エソ釣りにおすすめのルアー・ワームをご紹介します。
【Goture】ジグヘッド ワーム ソフトルアー シンキングルアー
エソの締め方・捌き方
小骨が多く捌くのが難しいエソですが、一度捌き方を覚えてしまえば絶品の身を味わうことができます。
正しい締め方と捌き方を学んで、エソをさらに美味しくいだたきましょう。
エソの締め方
こちらの動画では、釣った魚を美味しくいただくための締め方について解説しています。
血抜きをして神経締めを行っておくと、鮮度が長持ちし生臭さも出てきにくいんです。
エソの捌き方(さばき方)・切り方
こちらの動画では小ぶりなエソを丁寧に捌いていく様子を紹介しています。
正しいポイントに包丁を入れ一気に骨を剥がしていくと、小骨までしっかりと取り除くことができるんです。
エソの基本情報まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「エソとは一体どんな魚?人気のレシピ・食べ方・釣り方・さばき方を解説!」というテーマに沿って、
といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。