パックロッドは釣りをより気軽なものにしてくれる非常に便利なものです。今回、釣りラボでは、パックロッドの特徴、活躍の場面、選び方、人気メーカー、おすすめのロッド、2020年の新作までをご紹介。ぜひご覧ください。
ロッド・釣竿パックロッド(コンパクトロッド)とは?

パックロッドとは、仕舞寸法の短いロッドのことです。
コンパクトロッドや、モバイルロッドと呼ばれることもあります。
パックロッドの特徴は、竿を縮めたり分割させて、コンパクトに収められるところです。
リュックや、キャリーバックに入るサイズもあるので、旅先でも釣りを楽しむことができます。
持ち運びが容易
コンパクトで持ち運びしやすく、車に積む時も場所を取りません。
専用のケースがあると便利で、バラバラになって紛失することも少なくなるでしょう。
機内持ち込み(沖縄や海外遠征時)ができる
パックロッドは、60cm未満であれば機内に持ち込むことが可能です。
旅行や出張の空き時間に釣りを楽しみたい方にも、パックロッドはおすすめできます。
予備のロッドとして利用可能
メインロッドに何かトラブルが発生した時のために、予備のロッドとしてパックロッドがあると安心です。
持ち運びが容易で場所を取らないので、決して邪魔にはならないでしょう。
パックロッド(コンパクトロッド)の選び方

近年、パックロッド(コンパクトロッド)の人気が高く、豊富なラインナップが発売されています。
パックロッドの種類や、タイプの特徴を知って、最適なロッドを選べるようにしましょう。
選ぶポイント1:ロッドの種類
パックロッド(コンパクトロッド)には、仕舞方法の違いで、2つの種類があります。
分割できて繋ぎ合わせて使用する継ぎ式と、竿先を内部に収納できる振出式です。
テレスコピック(振出式)
1ピースで、伸び縮みできる入れ子構造が特徴です。
バラバラにせずに収納することができて、簡単にセットすることができます。
ガイドに、ラインを通したままでも縮めることができるので、移動を繰り返すような釣りで活躍します。
並継ぎ・逆並継ぎ
2ピース~6ピースで分割できるパックロッドで、ピース数の多いものほど、仕舞寸法が短くなります。
ティップ側(竿先)から、バット側(元竿)に差し込むタイプが並継ぎで、その反対のタイプが逆並継ぎです。
選ぶポイント2:ロッドのタイプ
狙うターゲットや釣りの種類によって、使用するリールのタイプを選ぶと良いでしょう。
ベイトタイプ
ベイトタイプのリールは、大物狙いの方や、釣り上級者の方におすすめします。
感度が良いので、繊細な駆け引きを楽しむことができます。
ベイトリールを使用する際には、ベイトタイプのパックロッドを使うようにしましょう。
スピニングタイプ
スピニングタイプのリールは、汎用性が高くトラブルも少ないので、初心者の方にも扱いやすいです。
スピニングリールを使用する際には、スピニングタイプのパックロッドを使うようにしましょう。
選ぶポイント3:ロッドの長さ、硬さ、耐久性
こちらも、狙うターゲットや使用するルアーによって、最適なものを選ぶと良いでしょう。
釣りの種類ごと専用のパックロッドもあるので、分かりやすくなっています。
選ぶポイント4:ロッドの仕舞寸法
あらかじめ、何に入れ持ち運ぶのかを明確にしておくと、選びやすくなります。
仕事用カバンに忍ばせたいのであれば、それに入る仕舞寸法のパックロッドが良いでしょう。
選ぶポイント5:ロッドのデザイン・色
ロッドやケースのカラーが豊富な、おしゃれなパックロッドも人気です。
女性やお子様用としても、釣りのモチベーションアップになることでしょう。
選ぶポイント6:どういう釣りをするつもりか
パックロッドは、船釣りから投げ釣り、餌釣りからルアー釣りまで、様々な釣りに対応できます。
どの釣りを選択するかによって、選ぶべきパックロッドは異なります。
エギングでおすすめのパックロッド
ポイント変更の多いエギングでは、パックロッドの携帯性はうってつけと言えます。
【メジャークラフト】ソルパラ フリダシ SPXT-86M
ソルトゲーム用のパックロッドで、ルアー操作に必要な感度を維持している、振り出し式となっています。
ジギング・ショアジギングでおすすめのパックロッド
タチウオやブリなどの青物といった、大型の魚も釣れるジギングでは、耐久性のあるパックロッドを選ぶと良いでしょう。
【メジャークラフト】3代目 クロステージ CRXJ-S58/4 5.8フィート
深場や激流域などの、厳しいシチュエーションにも対応可能な、多様性と耐久性を兼ね備えたパックロッドです。
アジングでおすすめのパックロッド
ナイトゲームが主流のアジングや、メバリングですが、パックロッドがあれば仕事帰りに釣りを楽しむことができます。
【アルファタックル】トラギア チビ 6810UL
仕舞寸法が33cmしかないので、小さめのバックにも簡単に入ります。
シーバス釣りでおすすめのパックロッド
シーバス用のパックロッドは、汎用性が高いので様々な釣りに使うことができます。
【アピア】グランデージ STD. 83ML-5
汎用性に優れていて、ロッドバランスも良く使いやすさが抜群です。
トラウトフィッシングでおすすめのパックロッド
険しい山道を進まなくてはいけないポイントでも、パックロッドなら軽快に向かうことができます。
【フィッシュマン】Beams Xpan 4.3LTS
渓流や源流域などの、河幅の狭いエリアでも取り回しも良く、破損の少ない実践向きのパックロッドです。
タイラバでおすすめのパックロッド
タイラバ用のパックロッドは、タイの強い引きに負けないように、バットエンドがしっかりした作りになっています。
【ラパラ】タイラバ 4ピースロッド トレイルブレイザー
スパイラルガイドを採用し、ブランクの性能を引き出しています。
細身ながらも、強靭なパワーを誇ります。
パックロッドの人気メーカーから選ぶという手も
パックロッドは、様々なメーカーから発売されていますが、その中でも代表的な3つの人気メーカーから選ぶという手もあります。
ダイワのおすすめパックロッド
ダイワの製品は、男心をくすぐるようなカッコいいデザインが特徴です。
【ダイワ】トラウトロッド スピニング モバイルパック 564TULS
軽くて扱いやすく、操作性と汎用性に優れています。
トラウトフィッシングはもちろん、アジングやメバリングにも対応できます。
シマノのおすすめパックロッド
基本的に、構造がシンプルでメンテナンスや、カスタムしやすいところが、シマノの製品の特徴です。
【シマノ】6本継ぎ ロッド フリーゲーム XT S100MH
仕舞寸法は、機内持ち込み可能サイズの60cm未満ながら、ブランクスにはハイパワーXを搭載した、優れたパフォーマンスの本格マルチピースロッドです。
メジャークラフトのおすすめパックロッド
メジャークラフトのロッドは、コスパが良く、初心者の方の入門ロッドとして最適です。
【メジャークラフト】3代目クロステージ パックロッド シーバス CRX-964ML
パックロッドとしてはサイズの大きい、9フィート6インチで、遠投も可能な4ピースパックです。
おすすめの人気パックロッド4選+ケース3選!

口コミが良く、おすすめの人気パックロッド4選とケースを3つご紹介します。
1万円未満のおすすめパックロッド2選
入門用としてもおすすめできる、リーズナブルなパックロッドを2つご紹介します。
【バークレイ】ガルプスティック カジュアルGSS-806ML
幅広い釣りに対応可能な、振り出しタイプのカジュアルモデルです。
【アブガルシア】クロスフィールド XRFS-904M-TE
Fuji製トップガイドSiCを採用しており、ラインの滑りがスムーズで、糸絡みの少ないオールラウンドロッドです。
1万円以上のおすすめパックロッド2選
よりパフォーマンスを求める方に、1万円以上のおすすめパックロッドを、2つご紹介します。
【ダイワ】月下美人 MX モバイル 610L-S-5
竿の曲がりがスムーズな、印籠継ぎを採用しており、シャープで軽量なブランクスの、ライトゲーム用本格モバイルモデルです。
【アブガルシア】ワールドモンスター WMSC-734H
世界を股に掛ける釣り人におすすめのパックロッドです。
大型の怪魚とのファイトでも、強靭なパワーと粘りを発揮します。
おすすめのパックロッドケース3選
収納ケース付きのパックロッドが大半ですが、ケース単体でも販売されていて、パフォーマンスやデザインの良さが魅力です。
【AGOOL】ポータブルタックルバッグ
ロッドはもちろん、その他の道具も収納することができます。
【エクセル】コンパクトロッドケース
リールを付けたまま収納することができる、コスパも良いソフトケースです。
【Aofit】ハードロッドケース
pvc素材の防水ハードケースで、ロッドを固定するマジックテープや、メッシュベルトが内蔵されています。
【2020年新作】おすすめパックロッド3選をご紹介

2020年に発売された、新作のパックロッド(コンパクトロッド)を3つご紹介します。
【ダイワ】ブレイゾン モバイル 6106TMHB
軽量ながら、粘りと強度を重視し、高密度HVFカーボンを使用したパックロッド(ベイト)です。
コルクグリップも高級感があります。
【アブガルシア】ズームサファリ ZMSS-505L
対象魚や釣り方を設けずに、幅広く対応できるオールラウンドモデルです。
レトロなカラーも、雰囲気があります。
【ダイワ】ラテオ モバイル 110MH-4
シーバスロッドとしての地位を確立しているラテオから2020年にリリースされたのは、携帯性に優れた4ピースパックロッドです。
こちらの110MH-4は磯釣りに適したモデルですが、他にも港湾モデルやオールラウンドモデル、パワーゲームモデルやサーフモデルなど様々なタイプが用意されています。
いずれも軽さと感度の良さはダイワの折り紙付き、4ピースロッドながら継ぎ目が気にならないほど綺麗に曲がります。
パックロッド(コンパクトロッド)についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、釣りラボでは、「【2020年】コスパ最強パックロッドおすすめ7選!ダイワ・シマノの人気商品も」というテーマに沿って、「パックロッド(コンパクトロッド)とは?」「パックロッド(コンパクトロッド)の選び方」「おすすめの人気パックロッド4選+ケース3選!」「【2020年新作】おすすめパックロッド3選をご紹介」といったことをご紹介してきました。
他にも、釣りラボでは、釣りに関連する様々な記事をご紹介しています。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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